今年８月１５日の終戦記念日には、稲田防衛相の靖国参拝は取りやめて欲しいと中国政府から注文があった。参拝する前に参拝するなとの注文は初めてである。
　中国は稲田を最右翼と断じており、毎年終戦記念日には靖国参拝恒例としていることを知っているから、そういう注文を出したのであろう。
　それを受け容れる稲田ではないことを政府は知っているから、日本から追い出ささない限り靖国参拝を強行することを察知して、政府は、何の必要性もない、紅海入口にある海上自衛隊の海賊護衛基地ジブチ視察に派遣したのだ。
　この費用は全くの税金のムダ使いだが、これで、一応は中国政府の面子を立て、トラブルを回避できたが、これだけでは収まるはずはない。
　これからも、稲田を巡って様々なトラブルが起ることは必至であるし、それが日中間の摩擦、国会混乱にも発展しかねないであろう。
　こういう爆弾を仕掛けたのも阿倍自身なのだ。
　村上新八