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from: consolationsさん
2010年09月20日 19時48分24秒
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シベリウス 交響曲第1番
フィンランドの作曲家ジャン・シベリウス(1865-1957)は、7つの交響曲を残しました。ヘルシンキ音楽院で、ウェゲリウスとブゾーニに作曲を学びます。
フィンランドの作曲家ジャン・シベリウス(1865-1957)は、7つの交響曲を残しました。
ヘルシンキ音楽院で、ウェゲリウスとブゾーニに作曲を学びます。
1889年から1891年の2年間ベルリンとウィーンに留学し、ブルックナーの音楽にも触れました。
この時期に大きく彼に影響を与えたのが、フィンランドの指揮者、作曲家であるロベルト・カヌヤスでした。
カヌヤスはシベリウスの音楽を紹介した名指揮者です。
フィンランドは1917年に独立するまで、ロシアの支配下にあり、圧政に苦しみました。19世紀後半から民族独立の気運が高まり、そうした時代に民族的な題材によるシベリウスの音楽は、非常に歓迎され、1897年には音楽によって民族精神を高めた功績により、終身年金が政府から贈られることにもなりました。
1898年から交響曲第1番の作曲に着手し、1899年完成します。
初演は作曲者自身の指揮によりヘルシンキで行われましたが、
1900年カヌヤスとヘルシンキ市立管弦楽団がパリ万博に出演したことにより、国際的にも知られることになりました。
交響曲第1番は4楽章構成、ソナタ形式の幻想的な自由な展開、冒頭主題で全曲を統一する手法、管弦楽法にはチャイコフスキーの影響も見られますが、シベリウス独自の個性の発露もおおいに出てきて、大変魅力的な作品になっています。
第1楽章 静かなティンパニの連打とクラリネットの瞑想的な音楽で始まります。
http://www.youtube.com/watch?v=6cujUWGaq34&feature=related
私は、この瞑想的な曲が特に好きです。
1分38秒あたりからの部分
バーンスタインの指揮は華麗ですね
この主題は展開部と終楽章の序奏部にも登場し、曲を有機的に結合する動機です。
第2楽章は 牧歌的な幻想的な曲
第3楽章 低弦のピッチカートとティンパニの連打で始まる力強い曲です。
第4楽章 「幻想曲風に」とかかれた曲。後半は序奏の部の主題も加わります。
パーヴォ・ベルグルントの指揮 ヘルシンキフィルハーモニー管弦楽団による演奏で聴いています。
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from: マジックバトンさん
2010年09月21日 01時29分59秒
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「Re:シベリウス 交響曲第1番」
こんばんは。
フィンランドの民族性ってどんなんだろうと思い、「フィンランド」「民族性」「音楽」で検索しました。すると、
NORDIC FOREST-北欧のクラシック音楽-(http://www2u.biglobe.ne.jp/~y-koba/classictop.htm)のページの
北欧音楽小史 第3 4.フィンランドが引っかかってきました。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~y-koba/musical-history12.htm
シベリウスのところを読んでみると、これは「北欧の神話」と「森と湖の国」という背景は避けて通れないものと思い、Wikiで調べてみると、フィンランド神話が独立した項目であるではありませんか。
その神話の中で、トゥオネラというのは死者の地であることを知りました。
トゥオネラの白鳥という曲はトゥオネラ川を泳ぐ白鳥のイメージを描いているそうです。
The Swan of Tuonela
http://www.youtube.com/watch?v=MbiNqfZuEgY
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