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from: consolationsさん
2012年08月26日 18時58分54秒
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マーラー:交響曲第3番 「ビム・バム」はやんちゃな子供説
CDで聴けば2枚分90分の曲ですが、マーラーはこの交響曲第3番を3年がかりで作曲しました。1893年から96年まで、オーストリアの避暑地で作曲に専念し
CDで聴けば2枚分 90分の曲ですが、マーラーはこの交響曲第3番を3年がかりで作曲しました。1893年から96年まで、オーストリアの避暑地で作曲に専念したのです。
ザルツブルグから30キロに位置するアッター湖畔のシュタインバッハ、オーストリアの避暑地で、美しい湖、森に囲まれた中で、
なんとマーラーは、湖に沿って広がる庭に小屋を作り、朝から昼まではそこにこもり作曲に専念したのです。
昼食後は、ワルターとともに、野山を散策、サイクリングをする中での、穏やかな時を過ごしていた作品です。
マーラー自身も「この曲には自然を愛する感情はもちろん、自然そのものの声がさえずりのように響いてくると」語ったほどです。
単なる自然を内包するものといえば、鳥の鳴き声、口笛を吹く農民、子供たちの遊び声です。
とはいえ、この曲を聴くと、ベートーベンの「田園交響曲」のように単に自然を描写したにとどまらず、
自然の美しさと裏腹の自然の厳しさのみならず、マーラー自身の生死を意識した人生観も強く感じられます。
当初、各楽章のタイトルは
第1部は
「パンの目覚め、夏が行進してやってくる」
第2部
「草原の花が私に語ること」
「森の動物が私に語ること」
「人間が私に語ること」
「天使が私に語ること」
「夢が私に語ること」
しかし、マーラーは作品をどのようにして聴き手に伝えるかについて、
「標題については、背後の経験などをあらかじめ語らなければならにとするとその音楽は何の価値もありません」と標題をとってしまいます。
聴き手に固定的な先入観をもって、聴かれることを嫌がったのでしょう。
とはいえ、タイトルがなくったとしても、聞き手は、作曲に隠されたマーラーの思想・感情をくみ取ることが出来るでしょう。
特に第5楽章、「3人の天使が歌っていた」は、「子供の魔法の角笛」からとられており、鐘の響きを模倣した「ビム・バム」は印象的です。
この天使の声、実に天上的で、おごそかに聞こえるのですが、場合によっては、ややもすると、やんちゃな子供の声にも聞こえます。
それが、マーラーの意図したところであったように私は思います。
http://www.youtube.com/watch?v=zV7eCvVRPtc
ベンジャミン・ザンダーの指揮です。「ビム・バム」とやんちゃな声を聴いてください。
偶然にも愛聴しているのが、ザンダー指揮フィルハーモニー管弦楽団です。
この指揮者は、私にとり、とても親近感をもてて、身近な感じがします。
音楽づくりが、やさしいと思います。
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from: マジックバトンさん
2012年08月26日 21時52分32秒
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「Re:マーラー:交響曲第3番 「ビム・バム」はやんちゃな子供説」
こんばんは。
前、映画を観に行った時、『マーラー 君に捧げるアダージョ』の予告編を観たのですが、小屋がありました。
おんなじ小屋かな?
『マーラー 君に捧げるアダージョ』公式サイト
http://www.cetera.co.jp/mahler/
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