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from: consolationsさん
2009年05月31日 07時15分17秒
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ベルリオーズ 幻想交響曲 必聴盤
有名な曲だけに、多くの指揮者、オーケストラが録音していますが、なかでも、名盤中の名盤というものが存在します。
シャルル・ミュンシュ指揮 パリ管弦楽団
1967年に当時のフランス政府の「諸外国にパリ及びフランスの音楽的威信を輝かすこと」を目的に作られた、パリ管弦楽団。その指揮者として任命されたのが、シャルル・ミュンシュです。
そして、初めての演奏会で取り上げたのが、この幻想交響曲で、その少し前に録音されたのが、このCDです。
5楽章から構成されていて、
第1楽章 情熱
2 舞踏会
3 野の情景
4 断頭台への行進曲
5 サバの夜の夢
題名が付いているから、とてもイメージしやすく聴きやすいです。
ストーリーは、素晴らしい女性にあって、情熱を燃やし、希望をもつが、失恋し、その人は、薬を飲むが、奇怪な夢を見て、夢の中で、死刑を宣告され、断頭台へと向かう。自分の葬式に群がる幽霊、亡者が集まるという話。
音楽は、素敵な人に出会いうれしいので、第1,2までは、とてもしなやかで、優雅にすすみ、
第3楽章では、心にぽっかり穴が開いた感じが表現され、それでも、かすかな希望が、ひょこり顔を出すが、どこか絶望感を予感させ、失恋した自分を、客観視しようと努めるが、現実は失恋だと改めて気づき、孤独の岸壁にたたずむ世界、荒野の世界が表現されます。
第4楽章では、とうとう悪夢の世界となります、冒頭からまさに刑場へと進む、重い足取りが、見事なほど、グロテスクに音により奏でられます。でも単にグロテスク一辺倒でなく、この楽章から、いよいよテーマソングが顔を出し、盛り上がりをみせます。
最終章、暗い淵にいる感じを醸し出す音楽で始まります。「怒りの日」のパラフレーズが出て、鐘の音が音楽に味を添えます。
全体的に、構成がしっかりしていて、標題が付いているから、初めて聴く人にも、とっつきやすく、ぜひとも聴いてほしい名盤です。
こんな名曲は、そうそうありませんし、作られた時代がヴェートーベンの第9から数年という背景を考えても、一気に古典派からロマン派に時代の変遷を塗り替えた画期的な曲だと思います。
強く推奨します。一度聴いてみてください。
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from: consolationsさん
2009年05月31日 01時23分37秒
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パガニーニ の作品を聴く ラ・カンパネラの原曲
シューベルトと同年代の、ヴァイオリン奏者かつ作曲家です。あまりの腕前に、「悪魔に魂を売ったのでは」とうわさされるほどのいい伝えもあります。
作品を聴くと、作品はおおむね、切れ味するどいというよりも、モーツアルトのようなかんじです。
ヴァイオリン協奏曲2番の第3楽章は、リストの「ラ・カンパネラ」の原曲です。この曲は、さすがに、インパクトありますね。馴染みの曲ですし。
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from: consolationsさん
2009年05月27日 21時32分03秒
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ギレリス・セルのヴェートーベン P con5 「皇帝」
なぜ「皇帝」という標題がついたかは、謎のようです。しかし、この雄大さ、は標題を冠するに値します。
ギレリスの鋼のタッチと、セルの堅気な指揮により、雄大さはさらに増します。
オーケストラはクリーブランド管弦楽団です。セルが、鍛えぬいた楽団です。
ヴェートーベンのピアノ協奏曲は、CDに関していったいどう選べば、最高のセレクトができるのでしょうかね。
セットもので買えば、5曲揃いますが、他の演奏者が聴けない。
個別で買えば、費用もかかる。
ゆっくり、聴いていけば、いいと思います。まず5番「皇帝」、次聴きやすい3番という具合に。-
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from: consolationsさん
2009年05月27日 21時11分06秒
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話題のカラヤン・グールドのヴェートーベンPcon 3
聴く限り、特に、キワモノという感じもしませんし、純粋に、カラヤン率いるベルリンフィルと、すぐれたピアニストとの共演というのが、印象です。
グールドも、帝王カラヤンに、気をつかったのでしょうか、普通に弾いています。音は透明だし、粒も揃っているし(レガート)、奇抜な演奏ではありません。
ライブ録音ですが、オケとピアノのバランスもいいと思います。
グールド・カラヤンファン、にはたまらない1枚です。
ピアノを主体で聴きたいなら、アラウの演奏
バランス重視なら ペライヤ
ピアノの美しさでは 内田光子 でしょうか。
なんといってもヴェートーベンですから、アラウあたりで、ガツンといきたいところです。-
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from: consolationsさん
2009年05月27日 20時45分19秒
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シランクス パンの笛 ドビュシー
フルートソロの曲です。3分ほどの曲ですが、妖精を呼び出すような、音色です。フランス的といえばそうですが、異国の音楽の雰囲気もあります。
ドビュッシーがインドネシアの曲を聞いて思いついた、と言われています。
一般的な音階は、全音と半音がありますが、
「全音音階」では、全音(長2度)しか使いません。
ドレミの次は、ファ#、ソ#、ラ#、これを6全音音階といいいます。
独特の印象のある音階で作られているから、独特な感覚を覚えるのでしょうね。-
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2009年05月27日 20時26分20秒
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ラベル 序奏とアレグロ
弦楽四重と、ハープ、フルート、クラリネットで構成された、すばらくしく、ラベルらしさが出ている曲です。
それぞれの楽器の性能を生かした作りになっていて、夢の中で、うとうととしているような曲です。
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2009年05月26日 23時03分43秒
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モーツアルト ソナタ11番 トルコ行進曲
ソナタですけど、型にはまらない自由な形式の作品です。第1楽章の中で、変奏曲が続きます。第2楽章へと続き、そしてあの有名なトルコ行進曲です。一番聴きやすいソナタだと思います。
トルコ行進曲だけでは、もったいないです。-
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2009年05月26日 22時32分17秒
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シューベルト 楽興の時D784
6曲からなる作品です。
第1曲、ほのかに暗い階段をのぼり、明かりをみつけるような曲
第2曲、ソナタに聴かれるような、かすかな抒情性を含む曲
第3曲、少し制御が難しい馬に乗っているような曲。テンポがいい
第4〜6も静かな感情を奏でる、
とっておきの名曲です。
今、ピリスの演奏で聴いています。清涼感のある演奏です。-
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2009年05月26日 19時33分27秒
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バッハの4つのデュエット
バッハの有名な平均律やイギリス・フランス組曲、ゴルドベルクなどは、いままでよく聴いていましたが、先日購入したニコラーエワのCDに、いままであまり聴いていなかった曲が入っていて、とても新鮮です。
デュエットと題された4曲は、初めて聴くので、毎日毎日聴いています。-
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2009年05月24日 22時01分32秒
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ベルク 7つの初期の歌
アルバン・ベルク 19世紀後半から20世紀に活躍した作曲家です。「新ウィーン楽派」に属しますが、書法は、先生のシェーンベルクの12音技法 + ロマン主義 で書かれた作品が多いです。
恋に悩むことについての、レーナウやリルケからの詩から、インスピレーションを得て作曲されたものです。
だから、明るく、優雅で、感情がこもった歌集となっています。
管弦楽 + 歌 の構成です。
ジェーン・イーグレンのソプラノで聴いていますが、この人、アバド、ベルリンフィルのヴェートーベン第9でも、歌っているように、実力は折り紙つきです。ソニーから出ています。
そのほかに、いい歌い手がいれば、教えてください。私はこれしか聴いたことがありませんので。-
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