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from: consolationsさん
2010年12月28日 20時04分49秒
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シューベルト 《ザ・グレート》
シューベルトは、最後の交響曲を亡くなる8か月前の1828年3月に創作しました。ヴェートーベンが死去して1年後のことです。
このころシューベルトは歌曲のような小品でなく、交響曲と言った野心作に力を注いでいました。
ヴェートーベンに並ぶ作品をと考えたのでしょう。
ピアノ・スコアのスケッチを書いてではなく、総譜にいきなり交響曲を書いていったわけです。
しかし完成したスコアは演奏されることはありませんでした。
シュベルトが亡くなってからシューマンが、シュベルトの兄フェルディナントを訪問し、その草稿をさがしだしたのです。
シューマンはその価値を認め、メンデルスゾーンに初演をすすめました。
シューマンはこの作品を「天国的な長さ」と称し、長さを批判したのではなく、ロマンがいつとどめもなく続くという意味で評したのです。
指揮者 ルドルフ・ケンペ ミュンヘン・フィルで聴いています。
確かに、「グレート」を聴こうと多少の意気込みはいりますが、聴いてみると穏やかな曲です。-
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from: consolationsさん
2010年12月26日 10時50分31秒
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ドビュッシー ピアノ曲「映像」 雰囲気を聴く
ヴェートーベンのような曲でもないし、シューマンとも異なる。
感性(喜び、悲しみといった感情)というか、それでもなく、
聴いて、感じる音楽がドビュッシーだと思います。
ドビュッシーは、ピアノにハンマーがついていることを、感じさせないことが重要と述べています。
ピアノは、弦楽器であり、打楽器でもあるのが事実で、その構造を忘れさせる、音楽をさぐったのです。
つまり、さまざまな和音を、化石を掘るように、探り当てたような気がします。
だから、今聴いている「映像」という曲も、人が創った作品ですが、どこか、音の方が先にあったような妙な感覚におちいります。
その音楽をパスカル・ロジェで聴いています。
ピアノの楽器としての性能はここまであるのかと思います。
音の形があるようで、ないような雰囲気。まさにドビュッシーの音楽です。
映像 第1集
Ⅰ 水に映る影
月を眺めていると美しいですよね、でも水面に映る月は、ゆれがあり、その微妙な美しさを表現していると思います。月本来の美しさ凌駕する、虚像を眺めるということです。
http://www.youtube.com/watch?v=aPBox5Iq2IM
↑ベロフの演奏
Ⅱ ラモーをたたえて
なにかゆっくり、のっそり時間の経過に反するような、足跡を残さないというか、先ほど聴いていた音楽は、もう次の瞬間には消え入り、新しいコードで、展開が始まります。聴くのではありません。感じるのです。音楽が雰囲気を作ります
Ⅲ 動き
彫刻で、何かを掘るのですが、もう、完成形は出来ていて、遺跡の遺物探しのような感じですか。
動きある音楽ですが、動きではなく、静止の反対の動き。だから静止状態を表現しています
第2集
Ⅰ 葉ずえを渡る鐘
題名が意味不明ですよね、題名より、音楽の透明感を聴きましょう。単に弾くだけで、この音楽は再構築できません。ペダルの使用により、浮いた感じで、完全に音の線が聞こえません。絵を見るようです。
Ⅱ 荒れた寺にかかる月
寺がメインなのか月を表現しているのか。というあたりでしょうか。月がでていることは夜ですが、しいて言うなら、荒れた寺、それも霧でかすんだ寺を、月の光で少し離れて、見ている。
でも、見ている人がいるのか…
荒れた寺と月 自体が音楽を表現している気がします。
Ⅲ 金色の魚
日本のうるし絵の金色の魚が題材です。
描かれた魚が、泳いでいる様子でしょう。ゆっくり泳ぐのでなく、結構、すいすい泳いでいます。
特に魚の曲とは思いません。
ミケランジェリの演奏も水晶のようでいいですが、ロジェのピアノも美しいです。-
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from: consolationsさん
2010年12月23日 15時50分41秒
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さやかに星はきらめき アダン作曲 クリスマスソング
毎年この時期になると、クリスマスの曲を聴いています。
アダン作の 「さやかに星はきらめき」の
オー ホーリー・ナイトはいい曲だと思うので紹介します。
http://www.youtube.com/watch?v=5aP2FMuvwkk&feature=related-
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from: マジックバトンさん
2010年12月20日 22時45分03秒
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from: consolationsさん
2010年12月20日 19時42分28秒
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「Re:モーツァルトの演奏会」
harry_mac さん
すてきな演奏会ですね。
マジックバトンさんもJAZZ喫茶でのライブということで、うらやましいです。最近演奏会には、あまり行っていません。
1.オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
CDを棚から探し出し、早速聴いています。モーツァルトらしい、音楽です。
モーツアルトは協奏交響曲を2曲残しているようですね。手元資料によると、1778年4月に作られた作品のようです。
2.フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314
このCDは実家にあるので、帰ってまたゆっくり聴きます。
すぐにメロディが浮かんできませんので、じっくり聴く価値ありです。
3.交響曲 第40番 ト短調 K.550
門さんのお話によると、この曲がコンサートで演奏されることは少ないらしい。
⇒
そういわれてみればそのような気もしますが…
ベームのCDは持っていましたので、聴きます。
昨日の演奏はかなり気合の入ったもので素晴らしい交響曲第40番を聞かせていただきました。
その気合が伝わったのか、クラシックのコンサートでは久しぶりにググッと胸に迫るものを感じました。
⇒そういう演奏会に行ってみたいものです。
年明けになにかの演奏会に行ってみようと思いました。
コンサートの最後はクリスマスソング。
この時期にふさわしい締めくくりで、最後の曲は「きよしこの夜」
⇒私もクリスマスの曲を引っ張り出して、昨日は聴いていました。
コメントありがとうございました。これを機会にモーツァルトをしばらく聴きこんでみます。最近どのCDを聴くか迷っています。
今聴いている曲(協奏交響曲)を聴くのも久しぶりです。icon
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from: harry_macさん
2010年12月20日 11時57分20秒
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from: harry_macさん
2010年12月20日 11時54分48秒
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モーツァルトの演奏会
昨日は地元の公民館でのクラシックコンサート。
8年続いたモーツァルト室内管弦楽団による地元ではお馴染みのコンサートです。
実は今回が最後の公演らしい、事情はよく知らないがとても残念。。。
指揮とお話が代表の 門 良一さん
楽曲は全てモーツァルトの曲で次の3曲。
1.オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットのための協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
2.フルート協奏曲 第2番 ニ長調 K.314
3.交響曲 第40番 ト短調 K.550
2と3はお馴染みの曲なのでご存知の方も多いでしょう。
1は初めて聞く曲でした。作曲された当時はこのように複数の楽器のための協奏曲が流行していたというお話。
個人的にはそれぞれのソロ部分が少なくて何となく物足りないような気もしました。
2のフルート協奏曲を初めて聞いたのはフルートではなくオーボエでした。
昨日のお話にもありましたがモーツァルトはフルートという楽器が好きではなかったらしい。
当時の楽器製造のレベルが低かったせいもあるのかということでしたが、初めてこの曲を聞いたハインツ・ホリガーによるオーボエの演奏はなかなかのもので今も強く印象に残っています。
そして交響曲第40番。これは本当に名曲ですね。
門さんのお話によると、この曲がコンサートで演奏されることは少ないらしい。
詳しくは話されませんでしたが、演奏するのが難しいからというようなニュアンスだったと思います。
ただ、楽曲はとても有名な曲なので多くの演奏家が名録音を残しています。
その名のとおりモーツァルト室内管弦楽団は室内楽を演奏する程度の人数です。この日も30人にも足りない人数でしたが作曲された当時の状況を考えるとこの人数こそが妥当な人数とも思えます。
昨日の演奏はかなり気合の入ったもので素晴らしい交響曲第40番を聞かせていただきました。
その気合が伝わったのか、クラシックのコンサートでは久しぶりにググッと胸に迫るものを感じました。
コンサートの最後はクリスマスソング。
この時期にふさわしい締めくくりで、最後の曲は「きよしこの夜」。
客席の皆さんも一緒になっての大合唱。
本当にありがとうございました。-
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k、 マジックバトン、 consolations、
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from: マジックバトンさん
2010年12月20日 00時38分42秒
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タブラという楽器
こんばんは。
昨晩は金沢のジャズ喫茶「もっきりや」で「スパニッシュ・コネクション」というグループのライブを聴いてきました。
編成が、バイオリン、ギター、ベース、タブラ。
この、タブラがギター、ベースのリズムとよく絡むのです。
情熱的な素晴らしいライブでした〜。
スパニッシュコネクション-[LIBERTANGO-Spanish Connection 07live]
http://www.youtube.com/watch?v=VDrzUSRMZeE-
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from: マジックバトンさん
2010年12月19日 03時51分09秒
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「Re:プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番…越後獅子から」
おはようございます。
ピアノとオケの音が一つの集合体になって耳に入ってきますね。すばらしい曲だと思います。
プロコフィエフの頭の中は溶け合った集合体のイメージができているんでしょうね。
濃厚なソースのかかった料理が食べたくなりました。icon
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from: consolationsさん
2010年12月18日 21時47分38秒
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プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番…越後獅子から
プロコフィエフは5曲のピアノ協奏曲を作曲しましたが、第3番は白眉です。
1916年から21年までに作曲されました。長い年月がかかった理由は、
①当時第1次世界大戦、
②ロシア革命が起き、プロコフィエフは1918年に東京経由で、アメリカに亡命。
③新天地、アメリカで暮らすため演奏活動にいそしみ、作曲の時間がなかった。
第3楽章のロンド主題は、大正7年 (1919) の日本滞在時に聴いた長唄、越後獅子 の旋律から着想を得たとも言われています。
ーー
この曲は、私の大の好きな曲で、さまざまな演奏家によるCDを持っていますが、
アルゲリッチのピアノ、アバド指揮ベルリンフィルハーモニー の演奏が、ベストです。
http://www.youtube.com/watch?v=yL-HA4Heu2M&feature=related
第1楽章、始まり方がしぶい。この激しい打鍵をみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=FPOb9NxoYbA&feature=related
第3楽章 アルゲリッチのピアノでどうぞ(指揮者はアバドではありません)
情熱的にせまりくる音楽にしびれます。
ーー
ピアノ協奏曲、一般、グリーグ、シューマン、チャイコフスキー、モーツアルト、ヴェートーベン、ブラームスを一通り、聴いて、他にも何かいい曲はないかなあ。 という方には、強く推奨します。
ーー
ちょっと、聴くと、ピアノを打楽器のように弾いているように、聞こえますが、とんでもなく、並はずれた運動神経と、音楽性、抒情性がないと、弾きこなせる曲ではありません。
ゆえに、アルゲリッチを薦める理由です。