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クラッシック音楽 友の会

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公開 メンバー数:22人

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  • from: consolationsさん

    2011年07月31日 15時33分44秒

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    R.シュトラウス ドンキ・ホーテ 3つの主題による変奏曲

    交響詩を作曲していた前半期と傑作オペラを作曲した後半期に
    R.シュトラウスの創作を分けることができます。

     1897年、交響詩「ドンキ・ホーテ」は作曲されました。

     セルバンテスの小説 ドンキ・ホーテを題材にして、全曲を通して自由な三つの主題による変奏曲形式がとられています。

     ドンキ・ホーテの主題は、独奏チェロ
     サンチョ・パンサの主題は、独奏ヴィオラ
     
     この曲の演奏には、ソリスト級の奏者が必要なわけです。

    序奏・主題・10の変奏曲・終曲により構成されています。

     今回も、村上春樹の小説にチェロの話が出てきたので、思わず聴いています。

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  • from: consolationsさん

    2011年07月31日 13時51分54秒

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    宝塚 中山寺 美しい蓮の花


     今朝は、天気も良く、朝から阪急宝塚線に乗り、中山寺に行きました。話もよく聞いていましたが行ったことはなく、今回初めて参拝しました。駅からも近く、お年を召した方用のエスカレーターや休憩所もあり、手入れが行き届き、気持ちの良い空間でした。

     とりわけ蓮の花は、、目をひき、珍しく鉢植えで目の前で見ることができます。新緑の葉からみずみずしい花びらが咲き、ひときわ美しく感じました。

     
    帰り途中で、夕食の買い物をし、アイスクリームを買い、帰宅後、コーヒに浮かべ食べました。

     今聴いている音楽は、グラズノフの四季です。

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  • from: マジックバトンさん

    2011年07月30日 17時42分25秒

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    瑶族舞曲(ヤオぞくぶきょく)

    こんにちは。

    昔、マンドリンオーケストラの編曲で聴いたことがあります。

    以下、Wiki「瑶族舞曲」より
    瑶族舞曲(ヤオぞくぶきょく)は20世紀に中国で作曲された管弦楽曲のうちで最も有名な作品の一つ。

    1952年に劉鉄山と茅沅がヤオ族の伝統音楽である『瑶族長鼓舞歌』から着想を得て作曲し、1953年に初演された。劉鉄山と茅沅は西洋楽器による管弦楽曲として作曲したが、1954年に彭修文によって中国民族管弦楽曲に編曲され、広く演奏されるようになった。(後略)

    こんな旋律をゆったりと聴かせるとかっこいいですなぁ。

    瑶族舞曲
    http://www.youtube.com/watch?v=OxHNyZs1gvI


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  • from: マジックバトンさん

    2011年07月30日 12時03分47秒

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    「Re:メンデルスゾーン 交響曲スコットランド 漂うほの暗さ」
    こんにちは。

    動画みました。
    メンデルスゾーンはふだんあまり聴かなくて、聴いた感じではバッハ、モーツァルトやベートーベンが混ざったような、ちょうど古典派からロマン派へ移行する頃の音楽なのかなという感じですね。「ロマン派」という用語をWikiで調べてしまいました(なんとなくイメージでしかつかんでいないもので)。

    演奏には若干の違和感を感じました。
    指揮者の表情、演奏者の動きが音楽に対して明るすぎる、大げさすぎるところ、真摯な表情で音楽に向かい合っているところが混在し、一貫性がない感じ。

    この音楽を一言で表すのにはどんなことばがいいのか、慟哭?、鎮魂?、喜び、哀悼?、祈り?・・・・いろんな言葉が浮かんで消えていく。

    Wikiでメンデルスゾーンのところをみると、メンデルスゾーンのスコットランド滞在中にお姉さまが亡くなられたと書いてあり、この音楽はお姉さまへの音楽じゃないか、なんかそんな気がします。

    それが正しいか、間違っているかはわかりませんが、演奏するときに気持ちを楽に演奏するか、張り詰めたものを持って演奏するかは指揮者の解釈によって一貫してくるんじゃないかと思います。

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  • from: マジックバトンさん

    2011年07月30日 07時43分21秒

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    「Re:アルカン 波打ち際の狂女の歌 25の前奏曲より 」
    おはようございます。

    動画見ました。
    繰り返す低音が迫ってきて、過去のいろいろな嫌なことを思い出させるような感じ、わかります。(音楽が暗いのでおもいださせられるのは嫌なことなのです(^^;)。)

    「人間は後悔していることを忘れられない(忘れられないから後悔している)し、過去の事は変えようがないから心の病がおこる。タイムマシンで過去を変えることができたら心の病なんてなくなる。だから、自分の人生は自分で決断して失敗してもその失敗を受け入れられるようにすることが大切。」と言っている方がいらっしゃいました。

    まあ、嫌なことを想起させる音楽もすごいものです(笑)。

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  • from: consolationsさん

    2011年07月29日 21時12分14秒

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    アルカン 波打ち際の狂女の歌 25の前奏曲より 

    今日は、フランスの作曲家・ピアニストのシャルル=ヴァランタン・アルカン(1815〜1888年)の前奏曲を一通り聴いていたのですが、25の前奏曲自体は、まあ美しい曲集なのですが、中でも、曲調ががらりと変わり、ふと手を止め、曲番号を見直した曲があったので紹介します。
    第8曲嬰イ短調 曲名は「波打ち際の狂女の歌」
    http://www.youtube.com/watch?v=VO80Ras4dXE

    このどよーんとした暗さ。

    作曲家アルカンの名が知られるようになったのは、ここ最近です。
    ブゾーニは作品の良さを認め「リストに続く、ピアノ音楽史上の偉大な業績」とさえ讃えました。しかしいつしか忘れ去られてしまったのです。

    6歳でパリ音楽院に入学し、7歳で1等賞を取得。10代で、ロッシーニを驚かせ、ショパン・リストと並び称されるピアノの腕前でした。ショパンとも親交がありました。
    ハンス・フォン・ビューローも、彼の作品12の練習曲をたたえ、ピアノのベルリオーズと言ったほどでした。
    作曲の才能も一流だったのです。

    忘れさられた原因として、晩年、小さい規模の演奏会は開いてはいましたが、孤独を好むようになり、社交界から去っていったからです。

     特に、この「波打ち際の狂女の歌」を聴くと、それも納得と思ってしまします。

    1839年に世に出たショパンのプレリュードから9年後に作られたこの曲は、友人ショパン・バッハの平均律の影響を見て取れます。

    ーーー追記
    この記事を書いて10分経ち、「波打ち際の狂女の歌」を何度か聴いていますと、本当に心が陰鬱になってきて、私は、昔の苦い体験がよみがえってきました。注意が必要です。

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  • from: consolationsさん

    2011年07月29日 20時12分01秒

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    メンデルスゾーン 交響曲スコットランド 漂うほの暗さ

    今日は、一日休みを取り病院通いをしました。

     普段まったく運動をしませんので、1か月前にした卓球の運動のため、左足ひざにずっと痛みがあり、朝から、まず整形外科。

     レントゲンをとり、結局は単なる関節痛でした。ただ、ひざ骨の、まるくなっていないといけない骨が、すり減って、平べったくなっているとの指摘を受け、年齢によるものかと尋ねると、それより、普段の使い方からの結果だと言われました。要は、20代の若い時から適度な運動もしなかったため、まあ、老化が年齢より多少早く進んでいるみたいです。

     次、内科。先日受けた胃カメラの結果を聞きに。逆流性食道炎とのことで、ストレスによるポリープ、潰瘍多発と言われました。
     悪性ではないので、定期的に受診する必要があります。

     3件目は、今不眠症に悩んでおり、心療内科へ。夜目がギラギラし興奮して眠られない旨を伝えました。
     
     しかし、睡眠というのは不思議ですね。1日6時間眠るとすると、80年間生きるとしたら、20年は、眠っている訳ですから。

     一日、3っつの医療機関を受診すると、薬も多く、もうどう飲んで良いのか忘れそうです。

     実家に寄り、CDを持ってきました。

     メンデルスゾーンがマタイ受難曲を復活蘇演させた1829年には、イギリスにもおもむき、演奏会を開催しました。
     曲目は、ベートーベンのピアノ協奏曲第5番。
    イギリス、スコットランド滞在中の印象を元に作曲したのが、
    「スコットランド」です。
    曲の完成は、13年後の1842年です。

     この曲は、一言でいうと、陰影のある暗さが際立った聴きやすい曲です。
     http://www.youtube.com/watch?v=SV9C4IUkTSk&feature=related
    リカルド・シャイー指揮、ライプチヒ・ゲバントハウス管弦楽団による演奏です。
    映像が美しいので、一度見てください。

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  • from: consolationsさん

    2011年07月28日 00時44分11秒

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    シューマン 歌曲 詩人の恋(ハイネ)…美しい5月に 

    1840年4月相次いで、完成される二つの歌曲集
    ハイネの詩による「詩人の恋」、
    アイヒェンドルフの詩による「リーダークライス」。

    シューマンはクララとの結婚を胸に抱き、幸せの気持が音楽への創作意欲となったのでしょう。


    連作歌曲集「詩人の恋」、ハイネの「歌の本」からとられた16曲の歌曲です。

    歌曲といえば、歌に耳が傾きがちですが、曲の前奏、伴奏、後奏に実に魅力的なピアノの表現を作っています。

     16曲とも魅力的な曲ですが、特に第1番「美しい5月」は、中でも飛びぬけていて、これから始まる連作にいろどりを添えます。

     「美しい5月に」
    http://www.youtube.com/watch?v=AwZFrb-mt8I&feature=related
    ジェラルド・ムーアのピアノ、ディースカウの歌でどうぞ

    シューマンは、ピアニストでもあることから、
    ピアノ伴奏が、伴奏の域を超えていると思います。

    また、夢見ごこちな性分からか、曲が、ドイツ風でありながら、構築されながらも、ゆらゆら揺れる炎のようにも感じます。

     この時期のシューマンの心が充実が見て取れます。

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  • from: consolationsさん

    2011年07月27日 23時32分12秒

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    シューベルト ピアノソナタD850 霊感にあふれた曲

    今日、知り合いが村上春樹の小説にシューベルトのピアノソナタの記載があるというので、その1節を見せてくれました。
    要約すると、「牧歌的で長大である。各楽章ごとで聴くには良い演奏に巡り合えるが、ソナタ全般を有機的にとらえている演奏にはこれという演奏に出会ったことがない。」
     
    早速、ピアノソナタの中でも、お気に入りのD850、ピアノソナタ第17番を久しぶりにきいてみました。

    出版譜は友人でもあるピアニストのカール・マリア・フォン・ボックレットに献呈されています。


     初めてこの曲に出会ったのは、リーリヤ・ジルベルシュタインの弾くCDでした。特に第2楽章が、心の内面を水面に映したかのようにきらめく、シューベルトのインスピレーション満載の曲です。
    牧歌的ではありますが、長々しさは感じませんし、一見シューベルトのピアノソナタは、とっつきにくいと思われがちですが、この曲は、緩急がはっきりしていて聴きやすいです。

    1825年のに作曲された3つのソナタのひとつです。

    第1楽章は、さすらい人幻想曲に似た感じの、軽やかにはねる印象です。

    第3楽章、スケルツオは、明確にはっきり主張する音楽というのでしょうか。

    第4楽章 曲自体は簡潔な手法で描かれています。

    《意外話》
    マーラーは、このソナタをとても気に入っており、自ら演奏することもあったようで、交響曲第4番にはこのフィナーレの一部が引用されているようです。

    第2楽章は必聴です。シューベルトの感性がよく表現されたソナタです。
    http://www.youtube.com/watch?v=X_l9ZVYky5Q&feature=related
    アンドラーシュ・シフによる演奏です。
    2分25秒あたりから始めるメロディが私の大のお気に入りです。

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  • from: consolationsさん

    2011年07月26日 23時02分24秒

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    エルガー チェロ協奏曲 濃厚なメロディ

    イギリス人作曲家でまず思い浮かぶのはホルストです。惑星のスコアをかつて、曲を流しながら聴きましたが、さっぱりつかめませんでした。

     もう一人イギリスを代表する作曲家として不動の地位にいるのは、エルガーだと思います。

     エルガーは40歳を過ぎてから創作の円熟に入りますが、一次大戦の影響を受け、また、愛妻家であったエルガーの妻アリスが病床にあったため、いったん創作意欲は落ち込みます。

     1918年大戦が終息に向かうと創作活動は勢いを取り戻しました。

     曲の完成は1919年6月、62歳の時。初演時は、おそらく濃厚さのために理解されませんでしたが、徐々に聴き手を魅了し演奏されるようになりました。

    この曲には、代表的な名演奏があります。
    1987年に42歳で亡くなった、ジャクリーヌ・デュ・プレの演奏です。

     彼女は、22歳の時、指揮者・ピアニストであるダニエル・バレンボイムと結婚し、この曲を演奏会でも、二人で取り組んでいます。

     デュ・プレの体に異変が起きたのは、26歳の時、多発性硬化症の病魔におかされます。中枢神経が破壊され、体が動かなくなる病です。最後までデュ・プレは病と闘ったそうです。

     サー・ジョン・バルビローリ指揮 ロンドン交響楽団の演奏を聴くと、季節は秋の夕暮れのたそがれを思い起こさせられ、もの悲しさを感じます。
     曲は、悲しみさえも取り込んだ雄大さで、聴く人の魂の琴線に触れます。

    http://www.youtube.com/watch?v=L5C99JyP2ns&feature=player_embedded#at=31
    バレンボイム指揮との演奏です。
     

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