ドイツ　グラムフォンから最近出ている、メシアン全集買いました。それまで　テゥーランガリラ　鳥のカタログ　キリストの幼児に捧げるまなざし　とか　単発で聴いていましたが、何か前衛的で、改めて聴こう　という気が起きませんでした。
　しかし　全集で系統だって聴くうち、意外と、メシアンが古典から、ロマン派を経ての偉大な作曲家であることが、わかりました。
思いのほか、（彼はリズム・色彩を強調していますが）メロディもしっかりしていて、もちろん和音も。　えらそうなこと書いて、すいません。
　以前、楽譜店に行ったとき、あまりの楽譜の難しさ（私の力量では到底読み込めない・かつ高額で）購入しませんでしたけど…
　最近、ベルリンフィル、主席指揮者のラトルが積極的に取り上げるのも解ります。

　以前、ベルリンフィル　アバド　マーラー sym　N．O9 聴きました。
アバドの若造に何ができるとなめて行ったのですが、
言葉に出来ない美しさ、音楽の運び方、オケの凄まじさ（それを感じさせないところが、にくい）
第４楽章が終わった後、　気持ちは　彼岸の彼方。。
聴衆皆　同じ気持ちだったと思います。　拍手が起きるまで３０秒ほど　静寂の時間がありました。