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from: consolationsさん
2009年08月11日 22時34分08秒
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マーラー 交響曲第5番 [アダージョカラヤン]のあの曲
第5番から7番までは、1901年から1905年の間に作曲され、この3つの交響曲には声楽が入っていません。
マーラーの交響曲はどれも、意欲的、渾身の力を込めて書いていると思いますが、特にこの第5番は、音楽の構成の枠を超えた、激しい彼の感情が入っている気がします。
また、第4番で、天国の歌を書いた後の作品であることからも、作品の方向性を少々変えたように思います。
第1部――
第1楽章は、「葬送行進曲」から始まります。まず、第5番交響曲は、こういうことを意図していると、葬送を奏でるトランペットが宣言します。
ヴァイオリンとチェロによる悲しいメロディが続き、その後、テンポが急に速くなります。
第2楽章 「嵐のように激動して」と指示があり、感情が大きくぶれる様を見事に描いていると思います。
第2部――
第3楽章 「力強く」の指示があります。「このスケルツオは作品のこの交響曲の中心部となりうる重要性を持っている」とブラウコップフは述べています。(私はこの人を知りません、この文は、ライナーノーツからの引用)
曲の感想は、音楽がころころ変わり、いかにも複雑という感じです。
第3部――
第4楽章
きましたよ、 これがあの「アダージョカラヤン」にも入っていた。「アダージェット」です。弦合奏とハープのみの曲です。マーラーの書いた曲でも、これほど美しく、陶酔出来る曲はありません。いや、あらゆる音楽の中でもと言ってもいいくらい。
第5楽章 「いきいきと」
牧歌的な曲で始まります。でもすぐ、巨大な建造物のような音楽に変わります。第1楽章から第4楽章までの音楽の総まとめにふさわしい内容です。
というより、交響曲1番から第4番までに注いだ力、またマーラー自身が、熟練した作曲技術のすべてをこの楽章にこめている気がします。
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バーンスタイン指揮 ウィーンフィルとともに、
カラヤン指揮、ベルリンフィルの演奏をメインに記述しました。
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交響曲は、まだ第6番、7、8、そして9番まであります。
特に、第9番は、アバド指揮、ベルリンフィルを生演奏で聴いたことがあります。
マーラーの交響曲の紹介は、かなり難しいです。
でも、これをきっかけに、どなたかが、聴いてくれたらと思うと、書いてしますのです。
一つのコメントを書くのに、数種類の演奏を10回は聴いて、わからなくなったら、また初めからという具合に…
マーラーの音楽は本当に素晴らしいです。-
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