新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

クラッシック音楽 友の会

クラッシック音楽 友の会>掲示板

公開 メンバー数:22人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: consolationsさん

    2009年08月12日 07時24分06秒

    icon

    マーラー交響曲第6番「悲劇的」・・・私は悲劇的には聴こえない

     複数のライナーノーツを読むと、興味深いことに、この作品に対して二つの逆のとらえ方が書いてあります。

    ①妻アルマの回想の言葉から、「交響曲第6番は、最も深い失望に包まれている。」
    身近にいた人の言葉だけに、そうかなとも思います。

    一方
    ②マーラーが作曲としても、日常の暮らしからも、比較的安定していた1903年から1905年に作られた作品で、
    そもそも、「悲劇的」という、標題も初演時から言われてはいるが、マーラー自身の命名かは定かではない。


    →私の意見は、後者②で、理由は
    まず第1楽章を聴いてみると、勇ましい行進曲風に始まることからも、私には、「悲劇的」には聴こえません。
     それに、悲劇的というなら、第1番から第9番までの多くの作品に共通して言えることですし、何もこの第6番だけを特定して「悲劇的」というのも自然でないと思います。


    ーー

    結局、どの音楽解説者の意見も「悲劇的」という言葉にとらわれすぎていると感じます。
     
     私は、まったく逆の感想・意見なので、音楽の本質をまだ、理解していないと、認めないといけないのかもしれません。

    ただ、全体を通しての感想は、
    運命の重圧からの闘争を描いているとは、思います。
    「悲劇的運命との闘い」という言葉が、この音楽にふさわしいと思っています。

    ――
    今回は、一般の評価・意見とは全く逆ですが、自分の思っているとおり書きました。

    この第6番は、聴くに際しては、少し難易度が高いです。
    声楽なしの交響曲は、第1番、5、6、7,9番ですが、

    第1→5→7番の順に聴いた後に、第6番に手を出すのが良いと思います。

    第7番は、「夜の歌」といって、かなり独創的な作品なので、第7番のほうが、まだ理解しやすいです。
    ――
    そもそも、第6、7,8は、正味、理解するのが難しい曲です。
    私のケースで言うと、CDを購入して、1回目聴いても ? で、さっぱり理解できませんでした。何十回と聴くうちにようやく、徐々に分かってくるものですので、もし興味を持って、聴く際にも、長いスパンでとらえてください。

    -----
    今回の記載は、
    ブーレーズ指揮 ウィーンフィルハーモニー と
    ヴァーツラフ・ノイマン指揮 チェコフィルハーモニーを主に聴いて、書きました。

    ノイマンの指揮は、ぬくもりがあるので好きです。音全体がまろやかなのです。

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件