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from: consolationsさん
2009年08月12日 09時34分27秒
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マーラー 交響曲第8番 「千人の交響曲」…巨大な歌・歌
マーラーが、千人の交響曲と名付けたのではなく、1910年の初演時に、千人の演奏者を要したので、この名前が付きました。
巨大な楽器編成の上、児童合唱と混声合唱、+ 8人の独唱者が演奏に必要です。
第1部は、中世ラテン語賛歌「来よ、創造主なる聖霊よ」をもとに、第2部は、ゲーテの「ファウスト 第2部から終幕の場」をテキストに用いています。
マーラーは指揮者メンゲルベルクに宛てた手紙で、「この曲は、宇宙が鳴り響く様を想像してください。運行する惑星であり、太陽です」と語っています。
マーラーの作品への意気込みが伺い知れます。
ーーー
しかし、第1部、2部と、作曲に用いたテキストは時代も背景も異なるのに、よく同じ交響曲に組みいれたなあ と思います。
正直思うには、第1部と、第2部は、曲としては、バラバラで、つながっていないと思います。
ーーー感想ーーー
第1部
聖霊をたたえる歌だけに、曲の冒頭から、オルガン、合唱が一気に始まり、驚くぐらい豪勢です。
歌、歌、歌です。うるさいと言ったら怒られますが、けたたましいくらいの力あふれる音楽です。
第2部は、より交響曲ぽい?です。静かなイメージです。とても均整のとれた音楽です。
――
バーンスタイン指揮、ウィーンフィルハーモニー と
エリアフ・インバル指揮、フランクフルト交響楽団 をもとに書きました。
インバルの指揮は、いい意味で手堅いです。
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声楽入りの交響曲は、第2、3、4、8、大地の歌とありますが、今回の第8番は、聴くのには、少々難解です。まずは、第2番もしくは第4番をきいてみてください。
第2番…強いパワーを感じたい場合
第4番…天国的な響きでうっとりしたい場合
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以上、あとは最後の第9番を残すのみとなりました。
第9番をCDで初めて聴いたときほど、驚いたことはありません。
この東洋的な響きは?という感じで、マーラーの作品?と感じたほどです。
そしてのめり込み、生演奏を聴きに行きました。-
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