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  • from: consolationsさん

    2009年08月13日 06時43分05秒

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    ドヴォルザーク チェロ協奏曲 哀愁を含んだ曲

    この曲は、彼が最後に作曲した曲です。

    アメリカ滞在中の作品ですが、ちょうど帰国する前の1895年ごろ作曲されました。
    晩年の作品でもあり、かなり円熟した内容となっています。

    ブラームスが「このような作品が人間の手で書けるとは思わなかった。もし、分かっていたなら、自分の手で書いていただろう」と最大級の賛辞を送っています。

    感想:ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」の次ぐらいに聴くと良いと思います。私自身、チェロという楽器をまじかで、見たことはあっても、触ったことがないので、うまく表現できるかどうか…。

    故郷のボヘミア民謡、新天地アメリカで学んだことが融合し、それらの民謡が取り入れ、哀愁のある曲でありながら、洗練された音楽という感じです。ドヴォルザークの歌心が聴ける音楽というのが率直な感想です。
     
     ただ、第3楽章の力強さ、節回しには、まいったというか、おもわず引き込まれてしまいます。

    「グレゴール・ピアティゴルスキー」(チェロ)の演奏を聴いています。
    ロシア出身、フルトヴェングラーに認められ、ベルリンフィルハーモニーの第1首席奏者に就任。
    1940年代は、ホロヴィッツ、ミルシュテインと組み、
    1949年には、ルービンシュタイン、ハイフェッツとも組んで室内楽を演奏。

    端正な音という印象です。

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