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  • from: consolationsさん

    2009年08月14日 19時53分53秒

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    ブルックナー 交響曲第4番 ロマンティック …まずは聴きやすい曲

     ヨーゼフ・アントン・ブルックナーは、1824年生まれ、72歳で生涯を閉じました。

     人柄は、とても勤勉な性格で、勉強家であり、初めて交響曲を世に出したのも、勉強を終えた39歳の時です。
     その勤勉さは、ある交響曲を作曲し終えて、2日後には新しい交響曲を作り始めるという具合です。


    CD販売元のクラッシクベスト100選の中には、必ず2交響曲入っており、それは第4番と7番です。今回はその第4番を紹介します。
    ――
    彼は、9曲の交響曲を作曲しました。というと正確ないい方でなく、0番、00番とうのもあるので11曲です。 
    11曲とも、初期の習作から、もう、作曲技法が出来上がっていたひとで、深遠な、神秘的な、音楽に一貫されており、音はむき出しになることなく、有機的にまとまっている曲です。
    その点では、マーラーとは、全く違う作曲アプローチです。

    ――
    第4番は、森の奥深くから聴こえてくる、自然の音楽の印象が強いです。

     聴いたことがある、馴染みがあるという曲ではありませんが、この第4番、いいです。全交響曲にいえることですが、音と音が絡み合って、構築物を創るイメージです。

    人生について、歌うというより、音楽の響きを追及した重厚な音楽です。

    ――
    音の響き、曲調とかが、いかにもクラッシック音楽という感じで、一番ききやすとか、言っておきながら、やや難しい部類に入るかもしれません。
    ーー
    飯守泰次郎 指揮 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏を聴いています。

    ノヴァーグ版による演奏です。

    飯守氏は、とても真摯に音楽と向き合っていて、とても良い演奏で愛聴しています。

    私が、クラッシク音楽を聴き始めたころ、まず、これを買えば良いというという本を買って、その薦めるがまま聴いていました。確かに間違いはなく、薦めるのはたいてい、大指揮者、ベルリンフィルとか、それは、ハズレは起きません。

    あるとき、薦めるままに買うのはつまらないと思い、ブルックナーを聴くに際しては、今までとは、違う路線で行こうと思いました。
    直感で購入する作戦に出たのです。そうしたら、購入するものがあたりばかりで、驚きました。

    同じ演目で、いろいろな演奏を多く聴いていますが、ブルックナーに関しては、1交響曲につき、1演奏CDという楽しみ方をしています。その方が、1枚1枚を大事に聴きます。聴き比べもいいですが、1枚を徹底的に聴くのも、なかなか良いです。

    ーー
    ブルックナーという人は、創作後に、頻繁に手直しをしたこともあって、楽譜の版がいろいろあり、ややこしいですが、普通に聴く分には、気にしなくて大丈夫です。

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