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from: consolationsさん
2009年08月16日 22時30分28秒
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ブルックナー 交響曲第6番 … 朝比奈 隆の指揮
ブルックナーの音楽は、当然、ドイツ系の指揮者、ベルリンフィル、ウィーンフィルといった、そうそうたる演奏がある中で、
朝比奈 隆 大阪フィルハーモニーは、気炎を吐いていると思います。
先にあげた、ヨッフムの指揮は、いわば、自家薬籠中の物ですが、遠い国日本の、地方都市大阪の管弦楽団の演奏は、一歩も引けをとらない名演だと確信します。
確かに、独墺系の指揮者・オケと比較すると、肩に力は入っていますが、それは、いい意味で、力となり、演奏に反映しています。燃えるような演奏です。だから、うっかり、寝ては聴けません。懸命に取り組んでいる様が分かります。
第1楽章 メロディを高らかに歌い上げる場面など、正味、バタ臭いくらいですが、かえって、味が出ています。
第2楽章 アダージョ 正直に書くと、 カイルベルト指揮、ベルリンフィルの演奏のアダージョのほうが流れるように聞こえます。
片や、朝比奈盤は、少し、音が確かめるようにゴツゴツ感があるかも。
第3楽章 スケルツオ ブルックナーの音楽が素晴らしいです。そう聞かせる、朝比奈の指揮が良いです。音楽がかっこいいというか、しぶいです。
第6番の中では、この楽章が好きです。特に出だしの、もったいぶった感じと、一気に上昇する音が交互に出るあたりなど、しびれます。
第4楽章 この楽章では、洗練された演奏も燃える演奏も聴けます。
――
朝比奈 隆の演奏は、何がすごいかというと、楽譜の読みが深い。それと懸命さ。
武骨さもありながら、洗練もされている、なおかつ、魂が燃えるような演奏もする点です。
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第6番は、音楽として難解な部類に入りますが、ブルックナー自体、どの交響曲も、一定水準の音楽内容を持っているので、かえって、どれを聴いて、次はこれというのは、あまり意味のないことかもしれません。-
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