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from: consolationsさん
2009年09月23日 05時41分26秒
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シューマン 交響曲第4番
第1番「春」につぐ、2曲目の作品です。
1841年初演時は、「交響的幻想曲」となっていましたが、すぐに出版はせず、
観客の反応がいまいちだったことが理由です。
その後、大幅な改訂(原曲にあったギターの削除や金管のオーケストラーションパートの修正→音色の効果、演奏指定など)を行い、10年後、1851年に「交響曲第4番」として世に出しましした。
そのときすでに第2,3番が出版されていたため第4番目の作品となっています。
全4楽章が続けて演奏されます。
感想:交響曲として聴くと交響曲ですが、「交響的幻想曲」の色合いが強く感じられます。楽章の切れ目がないので、余計そのように感じるのでしょう。
陳腐な表現ですが、4曲中一番、かっこいい曲です。
全4つの交響曲で、聴きやすさの点で、従来、第3→1→4→2番と考えていましたが、
この第4番を何回か聴くにつれ、これは、メロディもあり、しっかりした曲ですが、一番シューマンらしい曲ではないかと思いようになりました。
第3番を手始めに、あとは、聴き手の好みで、聴いてみてください。
この曲の演奏には、フルトヴェングラー指揮、ベルリンフィルハーモニーの録音があり、つい最近、聴き、数回ききましたが、フルトヴェングラーは、大きな交響曲として、とらえていることに驚きました。
他の演奏では、曲でときおりでてくる「シューマン特有の毒々しさ」を誇張していますが、前後の流れと一体化させ、曲全体を演奏しています。
曲の木を見ながらも森を見据える演奏は、私のこの曲に対する感じ方も一変してしまいましたので、さすがだと思いました。-
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