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from: consolationsさん
2010年01月18日 20時34分51秒
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ブルッフ ヴァイオリン協奏曲第1番
ケルンに生まれたドイツの作曲家マックス・ブルッフ(1838-1920)は、ヴァイオリン協奏曲を3曲創作しましたが、この第1番が、今でも弾かれています。
聴いた感じ、ひきこまれる人はすぐ魅了される曲です。第1楽章から曲の盛り上がりがあり、なかなかいい味をだしています。
ヴァイオリン協奏曲といえば、チャイコフスキー、シベリウス、メンデルスゾーンが有名ですが、それらに匹敵する音の深みがあります。
若干重みがありながらも、ヴァイオリンがメロディを奏でるところなど、甘美ながらも甘ったるいジャムのようでなく、なかなかの曲です。
全体を通して聴くと、メロディ重視の箇所は2つあり、そこに至るまでの足取りの重さが、この曲の魅力です。
チョン・キョンファのヴァイオリン、ルドルフ・ケンペ指揮 ロイヤル・フィルハーモニーの演奏で聴いています。
チョン・キョンファの演奏は切り込み鋭いながらも歌心があり、この人ならではの音色です。バッハのシャコンヌなどを聴くと、どこまで切り込むのだと思わせながらも、安定感、構成力があり、今は録音はしていないようですが、もっと聴きたいと思わせる稀な音づくりのひとです。
曲の確認用
この演奏はサラ・チャンの演奏です。
この人も美音の持ち主で、8歳の時のオーディションでズービン・メータに認められました。
http://www.youtube.com/watch?v=y2gPyMpj3QU
5分50秒くらいから1回目の盛り上がりです。これがたまらなくいいです。-
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