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  • from: consolationsさん

    2010年07月30日 19時40分48秒

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    フランスの交響曲

    交響曲といえば、ベートーベンをはじめとするドイツ系が定番です。

    管弦楽曲では、フランスの曲に魅力的なものがたくさんあります、牧神の午後への前奏曲、ラ・ヴァルス、ボレロなどなど。

    フランスの交響曲でとっつきやすく、聴きやすい第1番は、ベルリオーズの幻想交響曲だと思います。


    さて、今回取り上げるのは、フランク の交響曲です。私は、数年前この曲を聴いたとき、退屈な曲だと思いました。

    それから数年たち、最近引っ越して、何枚かのCDは持ってきて聴いていました。その中にフランクは、入っていませんでした。

    ところが、無性に独特の響きを聴きたくなり、以前持っていたのは、リッカルド・シャイー アムステルダムコンセルトヘボウでしたが、違う角度から聴いてみようと思い、フルトヴェングラー・ウィーンフィルのレコードを取り寄せました。

    フルトヴェングラー マジックというのか、作品を奥底まで掘り下げるその演奏にはまってしまいました。またこの作品がとても魅力のある交響曲であることも分かりました。

    フランクはベルギーの生まれで、11歳のときにはピアニストとして演奏するなど、才能に恵まれ、パリ音楽院時代には、ピアノとオルガンの演奏と作曲で賞もとりますが、卒業はしませんでした。
    パリに移り住み、1860年から、教会のオルガニストに就き、そのため、オルガンの作品が多い訳です。1872年にはパリ音楽院のオルガン科の教授になります。1886年には、ヴァイオリンソナタを作曲します。
    このヴァイオリンソナタは、とても味わい深い作品で、私は、デュメイ、ピリスの演奏でよく聴いています。

    フランクは、アカデミックな純古典派+敬虔なカトリック信者であったため、作品には、とくにオルガン曲には、宗教的な趣を感じることができます。

    交響曲は、古典主義を尊重していたフランクなので、構成がしっかりとした、ドイツ的な響きが見受けられます。
    独自の循環形式手法をとります。(私は詳しくしりませんが)
    いくつかの動機を、各楽章の主題や旋律で用いて、有機的にまとめる書法です。


    難しいことは抜きにして、聴いて率直な感想を述べると、
    気品がある そんな印象です。鼻歌で歌いやすいメロディではないけれども、地に足付いたじっくりきかせる曲です。

    私は、シャイー、フルトヴェングラーの指揮でしか聴いたことがありませんが、またじっくり聴いていくつもりです。


    フランスの交響曲では、サン・サーンスの「オルガン」があることを思い出しました。追って記します。






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