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from: consolationsさん
2010年08月11日 15時16分13秒
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ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第3番
最近、タワーレコードのHPをみていても、ラザール・ベルマンのことが頻繁に取り上げられています。
このピアニストが弾くラフマニノフ アバド指揮についてです。
そもそもこのコンビで録音があることすら私は知りませんでした。
ラフマニノフのPcon No3といえば、
アルゲリッチのずいずい推進する演奏
キーシンのテンポを落としながらも歌う演奏
ワイセンベルクの余裕しゃくしゃくの演奏
ホロヴィッツの当時、作曲者しか弾けないといわれた演奏(一種神がかり的)
で十分満足していましたが、
ベルマンがここにきて取り上げられるので、ネットで調べていました。そうしたら、LPの存在がわかり、早速取り寄せました。
聴いてみての感想:楽々と弾いているように見えて、練り上げて弾いています。
この人は、超絶技巧、大音量、つまり力でねじ伏せ聴き手を圧倒するタイプと思っていました。
しかし、ここで聴くラフマニノフは、アバド指揮、ロンドン交響楽団のサポートを得て、力技で勝負せず、歌に執心した演奏です。
技巧的には、クリアした状態で歌を上乗せするとこういう演奏、つまり聴き手に強く響く演奏です。
ーーーーーーーーーまずは、演奏についての感想でした。-
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