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from: consolationsさん
2010年09月14日 19時24分34秒
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マーラー交響曲第3番
マーラーが、「自然」に対しての賛歌を書いた曲です。
第1交響曲作曲から、7年後、この第3番に着手しています。
6楽章から構成されるこの交響曲を、マーラーは、2部に分けてとらえており、第1楽章を第1部、第2〜6楽章を第2部としています。
第1交響曲「巨人」、第2交響曲「復活」ほど、重々しく多くを語りかけてくるというより、第3番で、少し、まろやかな曲になったと、言えると思います。
第1楽章の冒頭から、ホルンの高らかな、行進曲風の音楽が奏でられ、勇ましい感じがします。でも、少し聴いていくと、ほの暗くなります。第1楽章だけで30分近くの時間を要する長い、楽章です。
第2楽章、「非常に控えめに」と書かれています。でも内容は、おとぎ話のような、軽やかな、けどマーラー独自の節回しが出てきて、おもしろいです。
第3楽章 一転軽快な、舞曲風の曲です。第2楽章は「花が語る」に対して、動物の世界のようです。(ライナーノーツより)
第4楽章 アルト独唱が加わります。「神秘的に」という指示。
歌詞は、ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」の第4部「陶酔の歌」で、ツァラトゥストラが歌う歌です。
第5楽章 アルト独唱、女声合唱、少年合唱が入ります。鐘の音と少年合唱の声で、「ビム・バム」と歌われるところは、天国的な響きがします。
第6楽章 美しい弦楽合奏です。聴いていると、綿にくるまれているような、穏やかな気分になる、とても魅力のある曲です。
この曲は、本当にいいです。
最後をまとめるにふさわしい曲です。
インバル指揮 フランクフルト交響楽団を聴いて書いています。
第2楽章が秀逸。まさに「はなはだ適度に」な感じが良く出ています。-
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