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from: consolationsさん
2010年11月28日 15時04分14秒
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ブルックナー 交響曲第4番 ロマンティック
ヨーゼフ・アントン・ブルックナーは、1824年生まれ、72歳で生涯を閉じました。
人柄は、とても勤勉な性格で、勉強家であり、初めて交響曲を世に出したのも、勉強を終えた39歳の時です。
その勤勉さは、ある交響曲を作曲し終えて、2日後には新しい交響曲を作り始めるという具合です。
彼は、9曲の交響曲を作曲しました。というと正確ないい方でなく、0番、00番とうのもあるので11曲です。
11曲とも、初期の習作から、もう、作曲技法が出来上がっていたひとで、深遠な、神秘的な、音楽に一貫されており、音はむき出しになることなく、有機的にまとまっている曲です。
その点では、マーラーとは、全く違う作曲アプローチです。
ブルックナーという人は、創作後に、頻繁に手直しをしたこともあって、楽譜の版がいろいろあり、ややこしいですが、普通に聴く分には、気にしなくて大丈夫です。
CD販売元のクラッシクベスト100選の中には、必ず2交響曲入っており、それは第4番と7番です。今回はその第4番を紹介します。
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先週、大阪は難波に行き、レコード店をめぐる中で、ふと1枚を見つけ思わず聴きたくなった曲です。
アバド指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団による、ブルックナーの4番
正攻法の堂々たる自身に満ちた解釈。
私はアバドの実演に接したことがあり、演奏会前までは、
「アバドに音がならせるのかと高をくくっていました」
しかし、そのアンサンブルを操る様は、まさに巨匠でした。
以降、私は、指揮者ではアバドが一番好きです。
奇をてらわない真正面から作品に対峙する姿、まじめなのでしょうね。
ーーーーーーー第4番について
第4番は、「聴いたことがある、馴染みがある」という曲ではありませんが、森の奥深くから聴こえてくる、自然の音楽という印象が強いです。
この第4番。全交響曲にいえることですが、音と音が絡み合って、構築物を創るイメージです。
人生について、歌うというより、音楽の響きを追及した重厚な音楽です。これがブルックナーの音楽です
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アバド率いるウィーンフィルの絡みあう音楽、さすが の一言です。
じっくり聴いてます。-
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