ガブリエル・フォーレは、１８８６年に管弦楽曲「パバーヌ」の作曲を始めます。

　次いで、翌年パトロネスであるエリーザベト・グレッフューレ伯爵夫人のすすめで、合唱パートを加えます。
　
その歌詞は、詩人ロベール・ドゥ・モンテスキュー伯爵の作です。

古今東西の曲の中でも、響きがこれほど、優雅で繊細な曲はないと思います。

まずは、フォーレ自演のピアノ版から、時代を考えて、ピアノロール記録による演奏だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=xUsGh2xYYQg


http://www.youtube.com/watch?v=udwWw2AsN88&feature=related
アシュケナージ指揮によるＮＨＫ交響楽団による演奏です。

http://www.youtube.com/watch?v=n2bYmnWvFKo&feature=related
バレンボイムの指揮、コーラス版ですので、合唱が入る部分の神々しさが、よくわかります。