サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: consolationsさん
2011年01月08日 20時08分28秒
icon
イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 松田理奈…心地よい音色
以前、イザイの 無伴奏ヴァイオリンソナタのCDを持っていまして、聴いていたのですが、演奏者のキンキンするヴァイオリンに嫌気がさし、遠ざかっていました。
今日、ショップへ行き、発売以来気になっていた松田理奈さんのCDを購入。今聴いています。
ライナーノーツによれば、もともと彼女は直感で弾くタイプであったようですが、留学先で研鑽を積んで、楽譜の読み込みを丹念に行い、録音したようです。
J.S.バッハの無伴奏を聞きこみ、他の無伴奏楽曲をお探しの方には、特に彼女の演奏はお薦めします。
感想:音楽演奏のに流れがあり、純粋にイザイを楽しめます。
これは鑑賞するに値します。録音するにあたっては、神経をすり減らしたとの記載がありますが、真摯に向き合った録音であったと思いますし、何より聴いていて心地よいです。
ウジェーヌ・イザイはヴォータン、ヴィエニャフスキの流れをくむベルギーのヴァイオリニストです。
ヴァイオリニストの観点から、この無伴奏曲を作曲したことから、作品についてヴァイオリンを弾く側からすれば弾きやすいそうです。
演奏家として、イザイはフランク、ショーソン、フォーレ、ドビュッシーの作品を取り上げ、献呈もされています。
イザイはこの無伴奏ヴァイオリンソナタ6曲を、バッハの無伴奏、シゲティの弾く演奏からインスピレーションを得て作曲を始めました。
バッハのように一定の形式は用いず、自由な形式で創作しました。
各曲は、ティボー、エネスコ、クライスラーらに献呈されています。
まずは、聴きながらの感想でした。
音が明瞭で、作品の良さを的確に表現しながらも、演奏者としても持ち味も出した名演奏であると思います。
CDには、ラヴェルのヴァイオリンとピアノのためのソナタもDVD
封入されており、演奏風景も楽しめます。
清水和音さんのピアノ伴奏によるこの映像では、弱音の美しさと際立ちを見ることができます。
また、イザイ制作にあたってのビデオも収録されており、演奏会とは、また違った、少々気難しい顔での取り組みもまた、面白いものがありました。
ーーーーーーーー
クラシック音楽全般についての意見です。
私は、特に昔の名演に向きがちなところがあります。
しかし、同時代の演奏家も音楽を研究、追及していますので、
、これからは現代の演奏も聴いていこうと思っています。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件