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  • from: consolationsさん

    2011年07月27日 23時32分12秒

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    シューベルト ピアノソナタD850 霊感にあふれた曲

    今日、知り合いが村上春樹の小説にシューベルトのピアノソナタの記載があるというので、その1節を見せてくれました。
    要約すると、「牧歌的で長大である。各楽章ごとで聴くには良い演奏に巡り合えるが、ソナタ全般を有機的にとらえている演奏にはこれという演奏に出会ったことがない。」
     
    早速、ピアノソナタの中でも、お気に入りのD850、ピアノソナタ第17番を久しぶりにきいてみました。

    出版譜は友人でもあるピアニストのカール・マリア・フォン・ボックレットに献呈されています。


     初めてこの曲に出会ったのは、リーリヤ・ジルベルシュタインの弾くCDでした。特に第2楽章が、心の内面を水面に映したかのようにきらめく、シューベルトのインスピレーション満載の曲です。
    牧歌的ではありますが、長々しさは感じませんし、一見シューベルトのピアノソナタは、とっつきにくいと思われがちですが、この曲は、緩急がはっきりしていて聴きやすいです。

    1825年のに作曲された3つのソナタのひとつです。

    第1楽章は、さすらい人幻想曲に似た感じの、軽やかにはねる印象です。

    第3楽章、スケルツオは、明確にはっきり主張する音楽というのでしょうか。

    第4楽章 曲自体は簡潔な手法で描かれています。

    《意外話》
    マーラーは、このソナタをとても気に入っており、自ら演奏することもあったようで、交響曲第4番にはこのフィナーレの一部が引用されているようです。

    第2楽章は必聴です。シューベルトの感性がよく表現されたソナタです。
    http://www.youtube.com/watch?v=X_l9ZVYky5Q&feature=related
    アンドラーシュ・シフによる演奏です。
    2分25秒あたりから始めるメロディが私の大のお気に入りです。

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