１９世紀半ば、フランス風の喜歌劇がウィーンで流行しました。
その時、活躍したのが、「天国と地獄」のオッフェンバック。

　やがて、フランス風からウィーン風へと人気が変わり、そこで登場したのが、「フランツ・フォン・スッペ」

　スッペの音楽は、メロディがくっきりしていて、ウィーン風の典雅さ
羽の生えたような、音楽の身軽さ、軽妙さがあります。

　スッペの喜歌劇「軽騎兵」序曲は、劇中の主要旋律を使って出来た曲で、トランペットとホルンのファンファーレで、勇ましく開始され、馬が翔けるような行進曲風に変わります。

　１年の冒頭は、難しい曲でなく、明るい曲を選びました。

　
http://www.youtube.com/watch?v=MhWRmtsPCdM&feature=related

ウェルザー・メストの指揮でどうぞ