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  • from: consolationsさん

    2012年01月09日 16時51分10秒

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    ブルックナー 交響曲第7番 ケント・ナガノ指揮

     交響曲名曲の中に数えられる曲だと思います。

     第7番交響曲が大成功を収めたのはブルクナーが59歳の時でした。

     最近では、フルトヴェングラー指揮、ベルリンフィルハーモニー交響楽団のCDを聴いていましたが、自分の今の耳にはちょっと向いてないかなと思っていましたので、新しい指揮者ケント・ナガノ指揮バイエルン国立管弦楽団のソニーから出ている新譜を買いました。

     さすがに録音もよく、ブルックナーの完成された音楽を良く表現していると思います。

    ブルックナーの信仰心が、音になって、結実した 印象です。


    第1楽章 音楽の始まりは、低い弦の音で、深遠で、神々しく、この交響曲のテーマを物語っています。

    第2楽章 「アダージョ」少し始まってから、テーマが出てきます。
    何回、鑑賞しても、あらたな発見がある、それだけ内容がある音楽であり、これは一つの芸術を超えた何かを意識させます。美しい。

    第3楽章 スケルツオ 速い部分とゆっくり目の音楽の交差。
     録音の良さを先ほど書きましたが、ある小節が終わる瞬間、の消え行く音楽のふんわり感までCDという記録媒体にとどめています。ケント・ナガノの表現がさえます。

    第4楽章 フィナーレ 正直美しいのですが、これまでの3つの楽章とは少々相容れない感を感じるのは私だけでしょうか。

     往年の名演奏も良いですが、今、現役の奏者、指揮者のCDを買って応援するというのが、間接的にも、直接的にも芸術活動のお手伝いすることにつながると思います。

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