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  • from: consolationsさん

    2012年03月24日 21時16分46秒

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    チャイコフスキー ピアノ・ソナタ(大ソナタ) 交響的響きのソナタ

     ラフマニノフのピアノソナタのように、ロシア的な響きのソナタをイメージしていましたが、
     いざ聴いてみると、ロマン派のピアノ様式のようであり、シューマンの「グランド・ソナタ」を手本として書いた影響がうかがいしれます。

     1878年の作品であり、初演はニコライ・ルービンシュテインによりなされました。

     チャイコフスキー自身は、作品の完成度を気にしていましたが、ルービンシュテインが機会あるごとに取り上げたことから、名声を博しました。

     今では、あまり弾かれることのない大ソナタ(ポリシャーヤ・ソナタ)です。

     今日大阪の中古CD店を4つ回って、ようやく見つけました。

    第1楽章 ファンファーレ風の旋律とロシア教会の鐘を連想させる旋律で始まります。

    第2楽章 瞑想的な夢見心地の曲です。

    第3楽章 スケルツオ形式

    第4楽章 舞曲風の旋律の曲です。チャイコフスキーらしさがよく出ていると思います。


    もし、この曲を何も知らずに聞くと、ドイツロマン派の系統かな?
    と思ってしまいそうです。

    チャイコフスキーらしさは影をひそめ、そのため今では、あまり演奏CDも出ていないのだろうと思います。

    ニコライ・ルガンスキーのピアノで聴いています。
    ロシアの大女流ピアニスト タチアナ・ニコラーエワの弟子でもある彼は、実直かつひたむきに演奏するタイプの演奏家であると思います。

     数々のコンクールでも入賞歴は数しれないのですが、2位がおおいなど、強烈な個性はあまり感じず、少し、堅めのタッチで、ニュアンスの変化に多少欠けるきらいを感じます。

     良い演奏なのですが、おもしろさがないというか…
    ただまだ若い演奏家ですし、今後この天才ぶりがいかに 変貌するかが気になるところです。

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