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  • from: consolationsさん

    2012年03月25日 22時17分49秒

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    デュカス 交響曲ハ長調 生粋のパリジャン


     ポール・デュカス(1865-1935)は、フランスの作曲家で、パリ音楽院ではドビュッシーより3歳後輩ですが、学生時代から
    カンタータ「ヴェレダ」を作り、ローマ賞2位を受賞したりと若くから才能を認められていました。

     それから、ピアノ曲、管弦楽曲、オペラを作曲し、洗練された作風は衆目を集めましたが、

    1924年にパリ音楽院教授に就任以降は、生徒の指導に専念し、作曲活動からは、遠ざかってしまいます。
     オリヴェ・メシアンは彼の生徒の一人でした。

     デュカスは亡くなる前に、創作途中、納得のいかない作品を破棄したこともあり、現存する作品は少ないですが、とてもメロディラインに富んだ、色彩感のある作品を今でも聴くことが出来ます。

     「交響曲ハ長調」は1986年に完成した作品です。

    聴いていて、旋律メロディが美しく、
    特に、第1楽章は構成力のしっかりした曲です。

    第2楽章は、荘厳な感じを受け、またやや寂しげなたたずまいを見せます。

    第3楽章 金管楽器がはつらつとした主題を奏でます。

     
     あまり知られていない曲だとは思いますが、とても親しみやすい作品です。

     デュカスはこの後、第2交響曲も作曲しましたが、前述のとおり破棄してしまったため、今では聴くことはできません。

     
     交響曲ハ長調も私はとても気に入りましたが、
    デュカスには、「魔法使いの弟子」というコメディタッチの曲があり、まず、デュカスを聴いてみようと思ったら、この曲を聴いてみることをお薦めします。
    http://www.youtube.com/watch?v=vagV1iDpfSQ
    [魔法で水びたしの様子がうまく表現されています]


    近況ーー
    今日は、大阪梅田で、まず枕元に置いて聴いているBOSEのコンポが故障したので、阪急メンズ館にある直営店に修理に出しに行き、

    それから ルクアにある「ポンテ・ヴェッキオ」に行き、サーモンののったピザと海の幸のパスタを食べました。デザートは、ピスタチオのジェラート、とてもおいしかったです。
     (写真はポンテ・ヴェッキオから撮ったJR大阪駅の風景です)

     それから、難波に出向き、タワーレコードへ行き、今書いているデュカスの交響曲を買いました。

     また難波近くに時計店があり、初めて行く店でしたので、数日前に買ったスマートフォンのナビ機能を使って、たどり着きました。携帯電話のGPSで目的地に着く。便利な世の中になったものです。

     小さな店でしたが品ぞろえがしっかりしていて、普段雑誌で眺めている機械式時計の数々を見ることが出来ました。
     サンタさんでも来てくれて朝起きたら、枕元に時計があればなあと夢を見ています。

     機械式時計は中身の構造もですが、内部構造を反映してか、外見が美しく、どの時計を見ても欲しくなりました。

     その後、梅田に再度戻りお茶を飲んで帰宅し、バッハのイギリス組曲を聴いて、それからこのコメントを書いています。
      

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