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from: consolationsさん
2012年03月28日 00時09分51秒
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バッハ フランス組曲 第5番 簡素な書法の優美な音楽
前のコメントで、「フランス風・バロック」と書いたら急に、バッハのフランス組曲が、それも「第5番」が無性に聴きたくなり、戸棚から取り出して聞いています。
バッハの書物をこれまで、何冊か読む中で、私の記憶ではたしか…、
バッハ自身は、自国、ドイツから近隣の諸外国(イタリアやフランス)へは、行っていないはずで、自分の国の伝統文化を身に着けたうえで、フランス的、イギリス的、イタリア的な音楽書式(主に舞曲)を吸収して、
それぞれ、「フランス組曲」「イギリス組曲」「イタリア協奏曲」また「パルティータ(イタリア語で組曲という意味)」を作曲しました。
--フランス組曲が創作された時期背景について--
バッハは1717年から6年程度、アンハルト・ケーテン公・レオポルド伯爵の宮廷楽長の職にありました。
ケーテン時代といわれるこの6年間は、バッハがカンタータやオルガン曲を作曲する仕事(義務)から離れることができ、
ケーテン公から器楽曲(クラヴィコードやハープシコード)を作るよう依頼されたため、6曲からなる「フランス組曲」がこの時期に作られました。
第5番の特徴は、音楽構成が明快で、典雅な美しさに満ちていることです。
それもそのはずで、実は妻であるアンナのために作曲した曲だからです。
舞曲リズムを背景に流れるような旋律が響きます。
聴いている演奏は、フリードリッヒ・ヴィルヘルム・シュヌアーによるピアノです。
1993年まで デットモルト音楽大学 学長を勤めていましたが、それ以降、演奏家として活躍しているピアニストです。
教授であったためか、学究肌の一面はありますが、それゆえに洞察力、作品への接し方が自然に身についているという感じの弾き方をする人です。
際立ってテクニックが、どうこうというより、肩の力を抜いて、隣のおじいさんが横で弾いているというか、「味わいがある」のですね。-
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まさまさ、
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