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  • from: consolationsさん

    2012年03月28日 22時42分24秒

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    ショパン 【24のプレリュード】 シューマンの賛辞

     ショパンの24の調性からなる前奏曲については、バッハの「平均律クラヴィーア曲集Ⅰ巻・Ⅱ巻」の48曲の前奏曲から大きな影響をうけているといえます。

     彼の伝記を読むと、いつも「平均律クラヴィーア曲集」を暗譜で弾いていたそうで、弟子にも薦めていたようです。

     バッハは鍵盤に音が並んでいる順序で作曲しました。
    (ハ長調、ハ短調、嬰ハ長調、嬰ハ短調…)

    一方、ショパンは5度圏を関係長調と関係短調を追いながら作っています。
    (ハ長調からイ短調 ト長調からホ短調…)

     第1番 ハ長調から始まり、2曲目は、同譜表上の短調である イ短調、
    第3曲目はハ長調の5度上のト長調、第4曲目は、同様に、ホ短調と、奇数曲が長調で、5度循環で変わる形を採用しています。この循環方式を用いたのは、24曲集を、まとまりある作品としようとしたからです。

    同時代の作曲家、ロベルト・シューマンは、当初、ショパンを単なる作曲家としてみていました。
    前奏曲も「壮大で、エチュード風な曲だと思っていた」と言っています。

    しかし、その独創的な作品を聴いて、、
    「二人といない誇り高い詩人」であると、しいては【ピアノの詩人】であると認めたのです。

    【24曲のプレリュード】は、変幻自在な24曲でありながらも、まとまった一つの作品としてとらえることもでき、

     心の喜び、悲しみ、孤独感、あせりといった感情を、音として結晶化させた・・・

    ショパンは、まさに詩人であったと思います。

    特に雨だれは、マジョルカ島での廃墟での僧院暮らしの孤独感がにじみ出ていると思います。

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