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from: consolationsさん
2012年04月22日 17時33分31秒
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マーラー:交響曲第1番 「巨人」… かっこうのさえずり
ボヘミアの田舎町カリトシュで生誕したマーラー
マーラー自身「私は日曜作曲家、作曲は片手間仕事」の言葉にもあるように、指揮者としての仕事が多かったのです。
交響曲は第9番までと未完の第10番、「大地の歌」、トータルで11曲、歌曲があるくらいで、多作な作曲家ではありませんでしたが、一つ一つの作品には、後期ロマン派を代表する作曲家として、巨塔のようにそびえ立っています。
幼少時代に故郷で体験し、耳にしたボヘミア民謡・兵舎のラッパ音・小鳥のさえずり・川のせせらぎといった内容が交響曲には、大きく反映されています。
幼いころの兄弟たちの病死からくる、不安感、
特に第1番の最初の交響曲には、これらの風景や感情が込められています。
1888年の完成当初は交響詩としてかかれ、ジャン・パウルの小説をもとに、
ーーー
「巨人」交響曲の様式による交響詩
第1部「青春の日々から」
Ⅰ 果てしなき青春
Ⅱ 花
Ⅲ 帆に風をはらんで
第2部「人間喜劇」
Ⅳ 座礁=カロの画風による葬送行進曲
Ⅴ 地獄=深く傷ついた心の突然の表出
という標題が付けられていましたが、出版に際しては、「花の章」がカットされ、第4楽章の交響曲として発表されました。
ヨーゼフ・カイルベルト指揮 シュターカペレ・ドレスデン
1950年の録音で聴いています。
さすがに録音状態は古いですが、冒頭の小鳥 かっこうのさえずりなど生気に満ち、巨人像を高らかに歌い上げている演奏です。
今の演奏とは違い、やや古めかしい解釈に感じます、柔軟さにやや欠け、カクカクとしています。
ただ、巨匠カイロベルトの音楽を構成する力量は堪能できます。
ーー
今日、朝から、大阪なんばのタワーレコードで、買ってきて聴いています。定価2940円が半額50%割引でしたので、思わず買ってみました。
ドレスデンの響きも渋味感のある銀色の演奏です。
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この指揮者 オーケストラのマーラーはいいというのがありましたら、教えてください。
聴いてはいるのですが、いろいろな指揮者はいまだ聴いていません。
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