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  • from: consolationsさん

    2012年06月05日 02時02分47秒

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    ショスタコーヴィッチ:弦楽四重奏曲第1番…自分の世界の表現方法

    こうして、ブログを書いていますが、
    ベートーベンの弦楽四重奏曲は、聴いていて、あまりに深淵すぎて、
    これまで言葉に書き記せないままです。

     かたや、ショスタコーヴィッチの弦楽四重奏曲も同様、感想を述べるには難しいものの、何かしら、ショスタコーヴィッチの交響曲のように世間に訴える感が多少、少ない分、つまり、私的な音楽創作の範疇にあるため、幾分、書きやすいです。
    かきやすいということは、聴きやすい感があります。

     ショスタコーヴィッチは15曲の弦楽四重奏曲を創作しました。
    今、第1番を聴きながら書いています。

     ショスタコーヴィッチが、学生時代に書いた交響曲第1番(1925年)から、初の弦楽四重奏曲には13年の歳月の隔たりがあります。

    その分、第1番弦楽四重奏曲といっても、時期的に、第5番交響曲「革命」作曲の後頃(1938年)の作品というだけあって、作曲の筆は、緻密であり、聴いていて、軽やかでありながらも、ずしりとした重みも感じます。

     とはいえ、交響曲のように、ソヴィエト当局から注目を浴びていない分、自分だけの曲作りに専念した感じがあって、
    一言でいうと、ショスタコーヴィッチ独特のスパイスが利いていて、聴きやすいです。

    中古CD家さん、ワルティ堂島で、フィツウィリアム弦楽四重奏団のBOXセットがあり、7,000円程でしたので、ちょうどいい機会だと思い買ってしましました。

    話は飛びますが、
    この前の日曜日、奈良観光に出かけました。
     中学、高校と過ごした場所でしたが、久しぶり、15年ぶりくらいに訪れました。

     奈良駅から、藤城清治氏の影絵展覧会に行き、それから興福寺の5重の塔を眺めて、

     奈良ホテルで食事をとりました。
     木造建築の100年を超す歴史あるたたずまいのホテルです。
     世界の要人が宿泊するホテルです。


     カレーを食べました。「三笠の間」は天井も高く、食事をするというより、雰囲気を味わうという空間でした。
     

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