ハンガリーの作曲家コダーイの組曲「ハーリ・ヤーノシュ」はコダーイ４４歳の時の時にハーリ・ヤーノシュというほら吹きの男を描いた作品で、この音楽物語の舞台は、１９世紀、ハンガリーのとある村の居酒屋の場面から始まります。

　ハーリは、村人たち相手に昔話を始めます。

話では、当時竜騎兵であったハーリは、オーストリア皇帝の娘でナポレオンの王妃となったマリア・ルイザに惚れられて、とはいえルイザがハーリと浮気をしていると知った英雄ナポレオンは怒りに満ちて、大兵を挙兵します。

　そこでハーリもオーストリア・ハンガリー軍を率いて迎え撃ちます。最強のナポレオン軍に一掃されそうになりますが、ハーリが奮闘しナポレオン軍を一掃します。

　ハーリは揚揚とウィーンに凱旋します、

とまあこれは、ホラの自慢話で、音楽はこのホラ話に沿って展開します。

第１曲 「前奏曲　おとぎ話のはじまり」
　オケのくしゃみから始めります。ハンガリー農夫の間では大きなくしゃみの後の話の後は真実だという逸話が…真実はいかに

第２曲　「ハーリがナポレオン軍を破り凱旋する音楽」

第３曲　「うた」ハンガリー伝承の昔からの歌

第４曲　「ナポレオン軍敗戦の様子が描写」

第５曲　「ハンガリー民謡をもとにツィンバロンも加わり、とても情緒あふれる音楽です」

http://www.youtube.com/watch?v=FODCYmtd_T4&feature=related


第６曲　「戦勝したハーリは宮廷に招かれます」荘厳な曲ではなく、はっきり言って、間の抜けた曲調です。
竜騎兵とはいえ、間抜けなほら吹きのハーリなので、その様子が、ハチャメチャに描かれます。
　

ここ最近、ずっと体調がすぐれず、挙句の果てに風邪をひき３日間ねていました。