ようやく熱も収まりましたが、せきが止まりません。
ギター曲もこれぞスペインという曲は魅力がありますが、何度も聴くとやや飽きてくる傾向が…

そこで今回紹介するは、トローバの曲です。


９２歳まで生きたモレノ・トローバの代表作「ソナチネ」

セゴビアがこの曲でパリのリサイタルで弾いたとき、
ラベルが「天賦の才能と若さがないとかけない曲だ」「自分もこのような曲を書いてみたいものだ」と大絶賛した曲です。
　
　３楽章からなり、スペインの曲ですが、普遍的な美しさを湛えたこの曲は、何度聞いても新鮮に聞えます。

　v_greenさんお薦めのデイヴィッド・ラッセルの演奏で聴いています。
http://www.youtube.com/watch?v=YYitlVp-Lhk
ラッセルの演奏です。第１楽章

多くのギタリストはギターという楽器を弾いていると当然感じるのですが、
このラッセルというギタリストは、音楽を奏でていると感じられる名手です。

このＣＤは、今では入手しにくく、苦心の末手に入れた一品です。
値段も張りましたが、よく聞いています。