マジックバトンさんが先月書いてくれていた
ドゥダメル指揮　ウィーンフィルハーモニー管弦楽団による
ＤＡＮＣＥＳ　＆　ＷＡＶＥＳ　シェーンブルン宮殿　夏の夜のコンサート２０１２年

をさっそく買って聴いています。

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　元気のわかない時は音楽を聴く気にもならず、ここ１ケ月ほど、ただ横たわっているだけでした。

　ようやく気力の充実が図られてきました。

v_green さんやマジックバトンさんの激励メールに励まされ、いったんは、気力バロメーターが復活しかけたのですが、その後風邪をひいてしまい、またこういう時に見る夢は、出口のない行き詰まりの夢ばかりで
寝ては疲れる、起きても疲れるでどうしようもありませんでした。

　ようやく気力が戻ると、何か書く気も徐々に起き、また音楽を聴けるようになりました。
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さてこの音楽祭のテーマは二つ…
１．オペラの中の踊り音楽
２．ドビュッシーの生誕１５０年のお祝い

だから、ドビュッシーの管弦楽曲「海」が収められています。

「海」を題とする音楽を創作するのは、たいへん難しいように思います。
「管弦楽のための３つの音楽的素描」

そもそも、それまでの音楽の形式とか従来の枠にとらわれていては、千変万化する波の模様を音楽で表現することなど土台無理で、

　海岸に立てば感じられる、波のざわめき、風のそよぎ、いつ終わるともない自然の音に音楽をあてはめた…

というより、ドビュッシーという作曲家の感覚で、この曲をどこか彼岸で鳴り響くメロディを探り当てたというような曲です。

ドゥダメルのファンは聴いてみてはいかがでしょうか？
http://www.youtube.com/watch?v=CABZmKvSC7M
ダッタン人の踊りです。
ＣＤだけでなくＤＶＤも出ているので、買ってみるのもいいかもしれません。

とにかくドゥダメルは、今の現役指揮者では、一番音を出すことが出来、構成力がしっかりしている指揮者です。強く推奨します。