まだ風邪が完全に治りません。咳のしすぎでのどがヒリヒリしますし、くしゃみも止まりません。
冷房で体が冷えたのが原因と思われ、今は窓を開け、扇風機で過ごしています。

マジックバトンさんの火の鳥の記事を見てさっそく聴いてみました。


　ストラヴィンスキーは、ロシア・バレエ団のディアギレフのために３大バレエ曲を作曲しました。
　「火の鳥」
　「ペトルーシュカ」
　「春の祭典」　　です。

春の祭典の原始主義、バーバリズム
ペトルーシュカの豊かなメロディ
火の鳥は、中でも幻想的な作風が特徴といえます。

「火の鳥」は、１９１０年、パリのオペラ座で初演され、まだ無名であったストラヴンスキーを国際的に知らしめた出世作です。

　もの語りのあらすじは、
魔王カスチェイに捕まった王女と、彼女に恋心を寄せるイワン王子
そのイワン王子に危機がせまるのですが、伝説の火の鳥が救う。という内容です。

　ディアギレフは、当初バレエの曲をリャードフに依頼していましたが、作品がなかなかできず、幻想曲「花火」をきいて、この新人作曲家ストラヴィンスキーに委嘱することに決め、作品「火の鳥」が完成したのです。

　なんといっても聴きどころは、「不死の魔王カスチェイの登場、火の鳥の出現」
http://www.youtube.com/watch?v=dk0I4XRc92k
ゲルギエフ指揮　ウィーンフィルの演奏です。