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  • from: consolationsさん

    2012年08月13日 07時30分39秒

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    レスピーギの音楽の熱さと涼しさについて

    マジックバトンさんへ 感想コメントありがとうございます。

    レスピーギの音楽は、「ローマ3部作」のように、その日の気分で、やはり重たいなあ 熱いなあと思うときはあります。

     そういう時は、古今東西あまたある管弦楽曲の中で、唯一涼しい曲

    レスピーギ作曲 「リュートのための古風な舞曲とアリア」です。

    サンタ=チェチーリア音楽院に通うことを日課としてしたレスピーギ。
    目的は、古い作品の研究でした。
    ある日イタリア音楽学者 キレゾッティという人が編纂した16世紀から18世紀のフランス・イタリアのリュート曲集を見つけます。

     その図書館で埃をかぶっていた楽譜は、名曲の宝箱で、原曲のメロディ、旋律にレスピーギならではの近代オーケストレーションを行いました。

     まさに古典復古です。



    三つの組曲からなり、

    第1組曲
    1.「オルランド伯爵」からの小舞曲
    2.ガリアルダ
    3.ヴィッラネッラ
    4.パッソ・メッゾとマスケラーダ

    第2組曲
    1.優雅なラウラ
    2.田園舞曲
    3.パリの鐘
    4.ベルガマスカ

    第3組曲
    1.イタリアーナ
    2.宮廷のアリア
    3.シチリアーナ
    4.パッサカリア

    こう題名をみるだけでも、宮廷風で、軽やかな感じがしますが、曲も、名曲の小箱という感じです。

    あのローマの松のレスピーギが、典雅な舞曲にその持て余る最高の力で管弦楽を施しています。


    私は、ヘスス・ロペス=コボスの指揮、ローザンヌ室内管弦楽団
    TELARCのレーベルのもので聴いています。


    http://www.youtube.com/watch?v=GG3_k62YHBc&feature=related
    第3組曲
    3.シチリアーナ
    4.パッサカリア です。
    小編成で、クラブサンの音色を表現しています。

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