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from: consolationsさん
2012年09月19日 21時10分24秒
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ブルックナー:交響曲第2番 「休止交響曲?」
昨夜は、朝5時まで眠れませんでした。部屋の中をごそごそしたり、CDの陳列棚を眺めたたりしてたら、会社に行く準備をする2時間前になって、横になったら2時間だけ眠れました。
ところが、今日は、いつものような気だるさがなく、比較的快調に仕事に取り組めました。
上司から健康の自己管理をするよう言われていますが、はっきり言って、よく眠った日でも朝、うなだれていたり、またその逆であったり、自分ではコントロールできません。。
自己管理の範疇を超えています。朝も全然しんどくなく、さっさ歩いて会社に行けました。
また、会議の際の、資料を変えていくパソコン操作も素早くでき、「今日は70点くらいかな」と思っています。
5点くらいの日もあるのですがね…
マーラーの交響曲は聴けば、第何番の何楽章とすぐ分かるのですが、ブルックナーだけは、ブルックナーの曲と分かるだけでさっぱりわかりません。
さて、
1868年、日本でいえば明治元年の年、ブルックナーは、ウィーン音楽院の職を得ました。
この職にありつくよう手配してくれたのが、ヘルベックという人でした。ヘルベックはブルックナーのオルガンの試験の際、その才能に惚れこんでブルックナーを推薦しました。
第2番交響曲は、1871年から作曲を始め、あくる年完成しました。
ブルックナーはウィーンフィルに演奏を依頼しましたが、指揮者オットー・デソフは長すぎるとして、取り上げませんでした。
しかし、演奏を一部省略短縮して、ブルックナーの指揮で、1873年ウィーンフィルで演奏されました。
その時の評判は賛否両論で、ハンスリックは、「すばらしい、意味のある細部描写」と述べ、
一方「ワグナーの楽隊車に飛び乗ったようだ」との批判もありました。
この後、1877年にかけて、第2稿として、作品全体を改訂します。
その後も、改訂を繰り返し、すべてのブルックナーの作品と同様、版の問題を抱えています。
問題とは、「真実」の版のことです。広大な響きと折り重なるような特徴を持つ楽器構成のブルックナーの音楽は、なかなか私自身、理解できない、単にBGMとして流すなら聴けるのですが、交響曲全部が同じ響きに聞えるからです。
特に第1楽章では、総休符の小節が多いことからも「休止交響曲」とも呼ばれています。
ショルティの指揮、シカゴ交響楽団によるCDを聴いています。
強力に音を鳴らすのではなく、しなやかな演奏だと思います。しなやかでありながらも、れきぜんたる音響世界を構築しています。
なんというのか、音のがらんどうを聴いている気がします。
ブルックナーの本も買ったのでじっくり読んでみようと思っています。
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街を歩いていたら面白い工事道具があったので紹介します。カエルの置物です。
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コメント: 全1件
from: マジックバトンさん
2012年09月22日 06時45分33秒
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「Re:ブルックナー:交響曲第2番 「休止交響曲?」」
おはようございます。
ブルックナーの2番(77年のやつ?)を聴いています。
短い同じフレーズの積み重なりが多いことと、強奏部の響きに重厚感があることが特徴ですかね。
『和声法』『対位法』を勉強する必要が出てきます。
[Wikiでも『対位法』、はじめて読みました・・・(^^;)。]
変に響きに重厚感があるので、0か1か(音が鳴っていないか、鳴っているか)に感じてしまう。
プロコフィエフの『ロメオとジュリエット』のような弱奏部のシンプルな構成の音の薄さ、といいますかそんなものがほしいなと思いました。
ベートーベンとワーグナーも聴きたりない私ですので、それらをより深く聴いた後は、また印象が変わってくるでしょうね。
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