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  • from: consolationsさん

    2012年09月27日 22時50分27秒

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    ストラヴィンスキー バレエ音楽「妖精の口づけ」からディヴェルティメント チャイコフスキー作品を素材にした「新古典時代」

    朝起きたら、しんどかったですが、気持ちを奮い立たせて出社、何とか仕事をこなせた一日でした。

    ある案件2つを全社の担当者にメール送信するのが、メインでしたが、
    「果たして、論理的な文章か? 分かりやすく簡潔か?」を念頭に、
    送信前に、先輩社員に、「してもらうことの依頼内容2件を、時系列で並べた方が良い」とのアドヴァイスをいただき、

     「エイ」 とばかりに、送信ボタンを押しました。 

     押した瞬間、今日の仕事は終わりました。
    果たして、うまく伝わっているでしょうか、明日の追加フォローも必要ですね。 


     ストラヴィンスキーは、舞踏家イダ・ルビンシテインから、バレエ作品作曲の依頼を受けました。

     その際共通の友人であったアレクサンドル・ブノワは、ある一つの提案をします。

     『チャイコフスキーへの賛歌』として作品を創る という提案でした。

     ストラヴィンスキーは、チャイコフスキーの作品「16の子供の歌」の「嵐の日の子守歌」から主要動機を取り入れ、
    チャイコフスキー風にオーケストレーションすることで、1928年に、4場の諷刺的バレエ音楽「妖精の口づけ」を完成させました。

    アンデルセンの童話「雪の妖精」に基いており、
    冬のアルプスを行く母親と幼児の前に雪の妖精が現れ、子供に死の口づけを与えます。母親は亡くなりますが、子供は救われるという 内容です。


     ストラヴィンスキー自身の言葉では、
    「作曲の目的がチャイコフスキー没後35年を記念するというものであったとすれば、
    この物語のテーマは、それにふさわしいものに思えた。
    詩神は、チャイコフスキーの上に運命的な接吻を与えた。
    そして、刻印は偉大な芸術家チャイコフスキーのいかなる作品にも認められるのである。」

    スコアには「チャイコフスキーの詩想に霊感を得た4場の諷刺的バレエ音楽」と表紙にも記載されています。

    また、ストラヴィンスキーは、バレエの初演後に演奏会用の組曲を編みました。
    今、その組曲 バレエ音楽「妖精の口づけ」からディヴェルティメントを、ヴァンデルノート指揮 フィルハーモニア管弦楽団による演奏で聴いています。

    4つの楽章から構成されているのも「新古典派主義」をねらったものといえるでしょう。

     ベルギー出身の、1951年ブザンソン国際指揮者コンクールで入賞という経歴を持つ ヴァンデルノート。

    ヴァンデルノートの音楽づくりは、華美ではなく、真に音楽と見つめあう中から、音楽を創りだすという姿勢を感じることが出来ます。


    明日も元気で起きられ、元気に勤務できますように…
     

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