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  • from: consolationsさん

    2012年10月02日 20時05分53秒

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    ロッシーニ:弦楽のためのソナタ集 第6番 晩御飯時に聴く ナハトムジーク

    今日の朝起きた時のしんどさは、尋常でなく、夜はしっかり眠れたのですが、毎朝飲んでいるヤクルトのミルミルを飲んでも気分が上がらず、コーヒーを飲んでも、ロー状態でした。

     しかし、午後に、会社の課内打ち合わせがあるので、気分が尋常でないまま、いつもより20分遅く家を出ました。


     はうように出勤しましたが、電車の中では、冷や汗をかいて、もう帰ろうかと思いましたが、行くだけ行ってダメなら早退しようと気持ちを切り替え、何とか会社にたどり着きました。

     会社のデスクに座ると、何とか仕事が出来そうな意欲が湧いてきて、休まなくて良かったと一日を終えての感想です。

     ただ、午前に15分、午後に15分 会社の近辺を散歩する休憩時間を上司からいただいているので、
     煮詰まった心の状態から切り替えることが出来、今日の点数は75点の一日でした。
     

    お昼の食事も、大阪は淀屋橋近くに流れる土佐堀川沿いのちょっと優雅なパスタ屋で50分近く、上司・先輩社員と過ごし、前菜、パスタ、コーヒーで1000円ですが、楽しく談笑し、午後の仕事への活力になりました。
     パスタもおいしく、どんな味と尋ねられると一言で語れない、家庭では作ることのできない、外食店ならではの何味と表現できない、とてもうまい味でした。

     

     話は変わって、この前の4月にさかのぼりますが、私の大切な人の誕生日プレゼントに、時計を贈りました。

     その人のことをイメージし、似合う時計はないかと、あらゆるカタログを取り寄せ、店舗に足を運び、2週間くらい、選んだでしょうか、
     上品な貝殻の文字盤に、視認性の良い小ぶりの時計がありました。

    革バンドのアンティーク・ゴールドの時計をオメガ直営店で見つけ、もう、これしかないと、店員に、「大切な人に贈る時計です」とだけ伝え、値は張りましたが、迷うことなく即、購入しました。
    値段・オメガで選んでだのではなく、デザイン、時計の持つ気品で選びました。

     そうしたら、購入の特典で、高級そうなボールペンをもらっただけでなく、大阪はリッツ・カールトン、フランス料理店「ラ・ベ」のお食事券までもらいました。

     半年ほど、訪れる機会はありませんでしたが、1っか月前ほど、予約を取り、食事に行きました。

     
     行く前に、ネットで調べると、実は、ミシュラン 一つ星の高級店らしく、そもそも、星の付いた店に行くのは、生まれて37年、初めてのことでした。

     お店の雰囲気、椅子、机、絵画が美しいのはもちろんでしたが、
    前菜から、見た目が何の味かわからないモノが出てきて、食べると、これまた表現のしようのない繊細な味わい。
     私がゲーテなら、言葉に表せるでしょうが、とにかく今思い出しても、最高の意味で、不思議な、味でした。

     
     帰りには、絵画の前で、店員さんに写真を撮ってもらい、(初めて来たのバレバレ)、これまたいい思い出が出来ました。



     今回、その出来事を書いたのは、今晩、夕食を食べた時、
    ロッシーニの、「弦楽のためのソナタ 第6番 ニ長調」 を
    ふとかけながら食べていると、「ラ・ベ」でのことを思い出したからです。 

     何気ない美しいメロディですが、1792年生まれのロッシーニが、まだ12歳の時の曲なのですが、風景に溶け込むというか、無垢で純粋なメロディです。

     後にロッシーニは、「私がまだ通奏低音の指導すら受けていなかった若い時期のひどい作品」と述懐していますが、なかなか魅力あふれる作品です。

     ドイツ語、ナハトムジーク、英語で、ナイトミュージック、まさに、一日を終え、一息、落ち着いて食事を食べる時にふさわしい音楽だと思います。


     ベルリン・フィルハーモニー八重奏団による演奏で、聴いています。
    ロッシーニの若書きの作品を、これまた上品この上なく奏でています。

    編成はヴァイオリン2、チェロ、コントラバスです。  


     今日も、帰宅後、風呂に入り、くつろいだ中で書いています。

    ロッシーニの「弦楽のためのソナタ集 第6番」は、後でどんな曲だったと聴かれても、思い起こすことは、なかかな出来ませんが、
    とにかく、その時・その場の、雰囲気をかもしだす、創りだす 魅力ある作品です。

     まるで、フランス料理のようです。その時はおいしくても、後でちょっと味は思い出せないですが、その時の想い出が残っているというような…
     
     

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