「心の師とはなれ」、当ブログでは茶道の開山村田珠光のことばとして
とりあげました。

人の心がわからない…などと悩むひとがいつの時代も多い。
しかし、実はもっともわからないのが、自分の心。

自慢、おごり、怒り、人を見下そうとする心…。

弱い、弱い自分のちっぽけな心。
その心にしっかり綱をつけて飼いならせば、茶の湯がはじめてなろう、
と珠光は高弟の古市播州に諭したのですね。

大きく正しく強い心は、言葉によらず、
自然と周囲の人にもいい影響を広げていくもの。

これがよい意味での、現実世界における因果応報の仕組み。
宿業や来世とは何の関係もありません。
仏教や茶の湯が目指した、人と人との関係の理想的なあり方を
示した言葉であるのかもしれません。

皆様、こんばんは＾＾

人間の世界ってホント複雑ですよね。
なんでこんな厄介な世界に生まれちゃったんだろう。
昔はそんなふうに思っていました。

オーナーさんのブログでもでてきた言葉で
私の好きな言葉があります。

「心の師とはなるとも心を師とせざれ」

六波羅密経の文みたいですが私が実践している法華経でも
日蓮は重要な文として認めて門下を激励なされております。

心に関しては他にも
「ただ心こそ大切なれ」
「蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり」
など門下へのお手紙を通して心の大切さを説かれています。

実は私過去に心がものすごくすさんでいまして
そのことが自分自身に巡り巡って還ってくることを知りました。

因果の法則というのは厳然と存在しますから
人を騙したり陥れたりすれば巡り巡って還ってきます。

皆様、明日もどうぞ充実させてくださいね♪

「心に二心」。笑えますね。
人間の世界は、おっしゃるとおりに一筋縄ではいきません。
現代は、狐にだまされず、人にだまされる…。
くわばら、くわばら。

皆様、こんばんは＾＾

オーナー様、視聴した感想を簡単ではありますが。

★狂言「釣狐」
これが人間のお話だったらエサは「お金」だったのでしょうか？
よく会社のお金に手をつけてしまうという事件がありましたが
いわゆる「横領」とそれを捕まえる側みたいな。
狐とは「化かす＝騙す」のように考えると
人間社会、特に現代にも通じるテーマがあるかもしれません。

☆能「小鍛冶」
こちらは狐が協力して刀を献上するというお話ですね。
「相槌を打つ」は本来二人一組で協力するということなのかもしれません。
私たちが使う相槌を狐が聴いていたらなんと思うことでしょう。
ただうなづくばかりで心で二心があればもはやそれは相槌でないかも。
刀匠と狐、１・２・１・２…、これが本来の相槌なのですね＾＾

チョッパー様

NHK放送情報ありがとうございます。
録画しました。

能「小鍛冶」は、いわゆる「相槌を打つ」の語源となった、稲荷の神狐伝説。

狂言「釣狐」は、能の「道成寺」と同様に、狂言役者にとってもっとも“重い”大曲・秘曲です。

“狐つながり”のセレクトですが、それぞれの曲の醍醐味を、きれいな高精細映像でお楽しみいただけたら、と思います。

私、NHKのまわしものではありませんが…(笑)

皆様、こんばんは＾＾

南方録、お恥ずかしながらまだ全文拝読しておりません。
これを機会に拝読してみます。

ところで今日１０月２７日、NHK Eテレにて
『古典芸能への招待』が２１時から放映されます。

宝生会公演「時の花」から
狂言「釣狐」
能「小鍛冶・白頭」

お時間のあるかたはぜひとも！
皆様、素敵な一日を♪

【言の葉庵】の本棚　第三回

「叶うはよし、叶いたがるは悪しし。」
千利休『南方録』

http://nobunsha.jp/meigen/post_16.html

チョッパー様

ご指摘のように忙しい時ほどいろいろ重なってしまいますね。
ありがとうございました！

皆様、こんばんは＾＾

オーナー様、寺子屋の臨時休講の件、了解しました。
オーナー様もいろいろとお忙しいことかと思いますが
体調管理にはおたがいに気をつけていきましょう。

次回の寺子屋でのご講義を楽しみにしております♪

都合により、10/28(月)の寺子屋は臨時休講とさせていただきます。
皆様にはご迷惑をおかけしまして、大変申し訳ございません。
※次回寺子屋は、11/25(月)開講予定です。