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from: 庵主さん
2015年10月22日 08時34分50秒
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10/28能<黒塚>鑑賞講座あります。
10/28(水)10:30より、自由が丘産経学園にて、
初心者向け、能の鑑賞講座が始まります。
お能鑑賞はじめの第一歩
~能の奇跡を観る~ (講師 水野聡)
https://www.sankeigakuen.co.jp/contents/course_detail.asp?SC=16&CCD=1060103
2015年10月期、第一回は、
人を喰らう鬼婆伝説「黒塚」。
観世流では「安達が原」と表記される、五番目物の名作です。
古来、日本でたびたび語りつがれてきた〔鬼婆伝説〕の原型となる奇譚。
一見恐ろしい異次元の鬼の物語ですが、実は本当に怖いのは人そのものと人の心の闇。
そして物語は、世にも哀れで悲しい、母と子の情愛の真実へと
展開していくのです。
■講座内容
1.黒塚の鬼婆伝説
日本の墓場の原風景論
黒塚とは何か
黒塚伝説の発生と展開(本説:安達原の真弓山観世寺縁起/異説:本説の様々なバリエーション/前説:本説に先行する物語・伝説)
2.能「黒塚」鑑賞
あらすじ
みどころ
舞台展開
3.黒塚観能のためのメモ-
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from: 庵主さん
2015年10月19日 21時11分16秒
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『現代語訳 申楽談儀』発刊!
言の葉庵の翻訳作品、3年ぶりに新刊がリリースされました。
『現代語訳 申楽談儀』世阿弥からのメッセージ
世阿弥の相伝書の全文現代語訳です。
創業350年余、能狂言の専門出版社、檜書店さんより刊行されました。
水野聡現代語訳シリーズとしては11作品目。能狂言分野では前作『現代語訳 風姿花伝』から10年目、満を持して能の古典名著翻訳リリースです。
今回は能楽研究の第一人者である、国士舘大学教授表きよし氏に訳文全般について緻密な考証とアドバイスをいただきました。
世阿弥の肉声と舞台姿がイキイキとよみがえる、能狂言古典作品の白眉。
能の初心者の方もすらすら読める、わかりやすくシンプルな現代語訳に、詳細な訳注・世阿弥略年譜も付しました。
新刊の内容と詳細は【言の葉庵】HPの推奨名著ページをご覧ください。
また、ご注文・ご購入はお近くの書店、または出版元の檜書店さん商品ページにてお願いいたします。
●【言の葉庵】HP『申楽談儀』のページ
http://nobunsha.jp/book/post_182.html
●檜書店『申楽談儀』商品ページ
http://www.hinoki-shoten.co.jp/p/現代語訳 申楽談儀/482790999-
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from: 庵主さん
2015年10月11日 09時30分48秒
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みの虫キッチン
わが家の大自然、パート3!
昨日、ふとキッチンシンク上の戸棚を開けようとしたら、
なんと!扉の取っ手にみの虫が!
どこから飛んできて、卵を産み付け、すくすくと育ったのか?
そもそもこのみのは何でできているのか?!
パキラといい、ブルーベリーといい、わが家はつくづく大自然すぎます。-
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from: 庵主さん
2015年10月07日 19時47分20秒
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10/9(金)寺子屋昼間クラス初回講座あります。
今月、10月より言の葉庵オフィシャル講座「寺子屋素読の会」が、
昼間コースとして生まれ変わりました。
http://nobunsha.jp/img/terakoya%20annai.pdf
今週金曜日が、その第一回目です。
継続の方はもちろん、初参加の方を大歓迎します!
各作品の岩波文庫版をご用意の上、お気軽にお運びください。
3つのコースの作品について、簡単にご紹介しましょう。
■奥の細道
俳聖松尾芭蕉の代表作であり、俳諧一分野にとどまらず、近世日本文学の最高峰です。
講座では初回に、奥の細道の旅をたどる日本地図をお配りしますので、
毎回読んだ場所をマークをして、芭蕉とともにみちのくの旅を体感してください。
禅の視点から芭蕉の句を読み、その深い精神性、永遠性に迫っていきたいと思います。
■風姿花伝
能の秘伝書というだけではなく、現代の様々な表現系の分野で、応用できる
1000年の名著です。
舞台・芸能関係はもちろん、アーティスト・作家・建築家・デザイナーから、教職関係、
ゲームプロデューサー、パティシィエ、ソムリエ等々。
あらゆる職業、あらゆる分野のプロの仕事を1ランクアップするアイデアに
満ち溢れ、読むたびに興味は尽きません。
「秘すれば花なり」「初心忘るべからず」「上手は下手の手本、下手は上手の手本」
「男時女時」など、名言も多いのです。
■南方録
今日、何千とある茶道関連書の中で、時代を問わず常に
筆頭にあげられてきた、千利休の茶の湯を伝える名作古典。
今日失われてしまった、利休幻の茶の技法、「カネワリ」について
唯一系統だてて伝えていることが、まず南方録の他にはない価値。
さらに、茶禅一味思想をベースとした、利休の「侘び」に、これほど
豊かな実例をもって肉迫した書はおよそ見当たりません。
秀吉、織部、細川忠興など、歴史上の人物たちの茶を介した
いきいきとした姿の描写もまた、南方録をひもとく楽しさ。
「家は漏らぬほど、食事は飢えぬほどにて足ることなり」の
真意を学んでいきましょう。
※ブログの写真はまたずいぶんと若いでしょう(笑)-
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