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from: 庵主さん
2016年03月29日 19時56分05秒
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イケメンの武士画像 (明治維新頃)
面白いサイトを見つけたので、シェアしましょう。
幕末ごろの武士たちの画像集。ただし「超イケメン」のみ!
■Y氏は暇人
http://y-ta.net/bakumatsu-handsome-men/
冒頭の土佐の医者はまるで木村拓哉さん。
土方歳三や勝海舟がイケメンなのは有名ですが、
植木枝盛や東郷平八郎なんかは、まるで今の俳優みたいですねえ。
出世するためには、男もまず「顔」なんでしょうか?-
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from: 庵主さん
2016年03月28日 18時14分26秒
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本当の『葉隠』
『葉隠』の面白さのわからない人とは、腹を割って話ができないかも。
滅私奉公や、軍国主義などというものともっとも縁遠い世界なんです。
『葉隠』を全文読み、理解したうえで否定するのなら仕方ない。
でも、食べず嫌いせず一度読んでみてください。
「400年前にこんなにも面白い本が日本にあったのか」とびっくりするよ!
■葉隠名言集
http://nobunsha.jp/img/hagakure%20meigen.pdf-
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from: 庵主さん
2016年03月25日 19時28分12秒
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〔企業理念〕会社は何のためにあるのか【言の葉庵】No.84
言の葉庵メルマガ最新号、発刊しました。
http://archives.mag2.com/0000281486/
0000281486 ≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫ 名言名句マガジン【言の葉庵】
┓┏ ┏┳┓
┣┫OW┃O 自分の会社の企業理念を知っていますか 2016.3.25
┛┗━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本語ジャングル、今回は〔企業理念〕を取り上げました。コラム末に「有名企業の企業理念クイズ」もありますのでトライしてみてください。2016年春、言の葉庵カルチャー講座ラインナップを更新。茶道・能・俳句に興味のある方、または初めてみたいという方への初心者対象講座です。
...<今週のCONTENTS>...........................................................................
【1】日本語ジャングル 〔企業理念〕会社は何のためにあるのか
【2】カルチャー情報 2016年4月期【言の葉庵】新講座一覧
編集後記...
.........................................................................................................-
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from: 庵主さん
2016年03月22日 19時01分10秒
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絶世の美女&古今無双の剛力「巴御前」
明日、3/23自由が丘産経学園にて能〈巴〉の鑑賞講座があります。
〈自由が丘産経学園〉
お能鑑賞 はじめの第一歩 ~能の奇跡を観る~
3/23(水)10:30-12:00
第六回:木曽義仲に恋する女荒武者「巴」
講師 水野聡
http://nobunsha.jp/img/kozalist.pdf
◆能〈巴〉
分類 二番目物(修羅能)
作者 不明(観世小次郎信光・世阿弥作の両説あり)
出典 「平家物語」木曽最期事、「源平盛衰記」
季節 春(旧暦一月)
場所 近江国粟津が原
登場人物
前シテ 里女
後シテ 巴御前
・構成
旅の僧が琵琶湖畔で、いわくありげな里の女にであい、その地が木曾義仲の終焉の地であることを知る前段、里の女が義仲の愛妾で家臣でもある巴御前の亡霊であるとわかる間狂言部分、巴の霊が義仲と最期をともにできなかった無念を語り、女武者としての奮闘を舞う後段からなる。
・主題
修羅物の中でも女を主人公とする唯一かつ異色の作品である。幽玄な女に武者が憑くことを世阿弥は『風姿花伝』で固く戒めているのだ。
木曽義仲戦死を愛妾巴の側から描いている。巴の献身的な愛が、主題といえよう。巴は主の義仲と"共に枕を並べて討ち死にする"ことが元来の望みであった。しかし義仲は巴が女であるという理由で、それを許さずわれのみ自刃し巴を郷里へ帰す。義仲の思いやりは巴にとってかえって恨めしい。その執心が今も残り、彼女の霊魂は浮かばれず戦死の場所に祀られた義仲の祠を守って仕え続けているのだ。
同じ木曽義仲の最期に取材した曲に「兼平」がある。これは通常の平太物で、ただ主人公の忠義と勇壮を見せるだけであるが、「巴」の勇壮は愛の奉仕に裏付けられた勇壮。よって、より一層複雑かつ、深刻な動機を含んでいるといえよう。
・全国の巴伝説
1. 駒かけの松(富山県高岡市戸出町)
伝説によると、義仲は倶利伽羅峠に向けて進軍中に、大清水村の一人の娘が川で布を晒しているところに通りかかった。そのときの義仲の無礼に腹を立てた娘は、義仲を馬もろとも持ち上げて戸出村の方へ投げ飛ばした。馬は田んぼ数十枚を越えて松の木の枝に引っ掛かった。この村娘は、義仲にその豪胆さを気に入られて召し抱えられ、後に巴御前となったと伝えられている。
2.巴御前の石 (新潟県津南町大平)
大井平集落に、巴御前が今井城から投げたという伝説の石がある。地元の人が「巴御前の手の跡がある」という。今井城を築城したとされている今井兼平の乳兄弟が木曽義仲で、源平合戦を最期まで共に戦った仲であったことから、義仲の愛妾、巴御前の伝説がここに残っているのかもしれない。
3.そでふりの松 (長野県南木曽町読書)
南木曽町読書の神戸地区にある古松は、木曽義仲ゆかりの町史跡「かぶと観音」近くの旧中山道沿いにあった。樹齢約130年、根元の直径は約1メートル。「袖振りの松」と呼ばれてきた。町誌によると、義仲が弓を引く際に邪魔になり、巴御前が袖を振って横倒しにしたが、そこからまた芽が出て、何代目かになる-と伝わる。
近年、松くい虫の被害がはなはだしくやむをえず切り倒された。しかしこの松は水舟に加工され、かぶと観音境内に設置。義仲が腰掛けたと伝わる「腰掛石」の脇に寄り添うように置かれている。-
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from: 庵主さん
2016年03月18日 17時16分45秒
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太鼓は、神に向かって打つ。〔芸術文化はなぜあるのか 2.〕
小寺佐七氏(観世流太鼓方)は、祖父より「なぜ太鼓を打つのか」という問いに対して、次のように教えられたと述懐します。
「能の舞台で太鼓を打つのはお金のためじゃなくて、神様に向かって打ってるんだ」
(『能楽タイムズ』2016年3月号 能楽対談第五七三回)
【言の葉庵】でも以前、能という芸道はそもそも何のためにあるのか、という点について考察しました。
◆文化芸術は何のためにあるのか
http://nobunsha.jp/blog/post_111.html
『風姿花伝』より、世阿弥の言葉を再録してみましょう。
「そもそも芸能とは諸人の心を和らげて、上下の感を為さん事、寿福増長の基、仮齢延年の法なるべし。極め極めては諸道悉く寿福増長ならん」
「寿福増長の嗜みと申せばとて、ひたすら世間の理にかかりて、もし欲心に住せばこれ第一道の廃るべき因縁なり。道のための嗜みには寿福増長あるべし。寿福のための嗜みには、道まさに廃るべし。道廃らば寿福おのづから滅すべし。」
(『風姿花伝』第五奥儀讃嘆云)
「すべての芸術文化は、人類の幸せと長寿を招くためのもの」と、世阿弥は父観阿弥より、その本質を学びました。金儲けやただ己の名声を目指した芸は、それらが手に入らないどころか、やがて身の破滅を招くばかり、と肝に銘じたのです。
この教えは、六百年余の時を超え、今日の能の世界にしっかりと受け継がれました。上のように家訓として代々伝え、実践する能の家が多いのです。
音楽を"神への捧げもの"と考えた、若き日のバッハに以下の言葉があります。
「私がつね日ごろ究極目的といたしておりますのは、ほかでもありません、神の栄光のために、かつまたその御意思にそわんがために、整った教会音楽を上演いたしたい」
(J.S.バッハ/ミュールハウゼン 1708.)
天高く静止する、指揮者のタクトも、太鼓方の撥も、そこに音楽の神が宿る瞬間を待ち受けているのです。ただ、己を虚しくして。-
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2016年03月03日 20時38分13秒
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「むかつく」宮本武蔵
日本語は、時代とともに移り変わってきました。
しかし、同じ語形、同じ意味でずっと変わらず今日に
伝わってきた言葉もあります。
「ムカつく」
現代っ子の常套語のようなこの言葉も実は、かなり昔から
変わらずそのまま伝わってきたのです。
剣聖宮本武蔵の兵法書、『五輪書』火の巻に、剣法の極意として、
「むかつかするといふ事」という段落があります。
敵をむかつかせ、そのすきに勝ちをとるのだ、と武蔵は教えます。
まずは、同段落を現代語訳でご紹介してみましょう。
一 むかつかせる
むかつかせるということはいろいろある。ひとつにはきわどいという感覚。ふたつめは無理、無茶。みっつめは予期せぬこと。よく考えなさい。集団の兵法では敵にむかつかせることが大事だ。敵が予想もしなかった局面で激しくしかけ方針も立たないうちに手段を講じ、先手をとって勝つことが大事だ。また一対一の兵法でも序盤は余裕を見せておき、急転して急襲するのだ。敵の心の動揺、心理状態に応じて息をもつかせず、その機を逃さず勝ちに行くことが肝心だ。よく検討して見なさい。
(『強く生きる極意 五輪書』水野聡訳 PHPエディターズ・グループ2004年)
『五輪書』は地・水・火・風・空の五巻よりなっていますが、第三章の火の巻は、
実践的な戦い方、勝負の勘所を相伝したものです。
一 場の問題
一 三つの先手
一 枕をおさえる
一 渡を越す
一 相を見る
一 剣を踏む
一 崩れを知る
一 敵になる
一 四手を離す
一 陰を動かす
一 影を抑える
一 移す
一 むかつかせる
一 おびやかす
一 まじる
一 角にさわる
一 うろたえさせる
一 三つの声
一 まぎれる
一 ひしぐ
一 山海の替え
一 底を抜く
一 生まれ変わる
一 鼠頭牛首
一 将は卒を把握する
一 柄を離す
一 岩尾の身体
以上、火の巻の見出しを並べてみましたが、これらを見るだけでも
大いに興味をそそられてしまいます。
剣をとっての勝負にとどまらず、現代の人間関係やビジネスなど
様々なシチュエーションで応用できる、達人の普遍的な知恵が
『五輪書』にはちりばめられているのです。
未読の方は一度ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。-
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