新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

寺子屋 素読ノ会

寺子屋 素読ノ会>掲示板

公開 メンバー数:21人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 庵主さん

    2019年07月30日 11時43分18秒

    icon

    「迷言」が「名言」になる。河合隼雄 VS.武田鉄矢


    「のぞみはもうありません」
    と面と向かって言われ、私は絶句した。
    ところがその人が言った。
    「のぞみはありませんが、ひかりはあります」
    なんとすばらしい言葉だと私は感激した。
    このように言ってくださったのは、
    もちろん、新幹線の切符売場の駅員さんである。

    (河合隼雄)

    広告文案家だったぼくが、これは!と膝を打った「迷言」の作者が
    心理学の泰斗である河合隼雄氏です。
    言葉を駆使する臨床心理のプロだから、もちろん名言が多く、
    世の中に広く「河合隼雄・名言集」があります。

    そして、もうひとり。物語の名人である俳優武田鉄矢氏が登場。
    この言葉の背景を伝えることにより、「迷言」が「名言」へと劇的に変化するのです。

    そもそもこの言葉は、河合氏が自殺をほのめかす
    患者さんの電話に、当日の学会の予定もすべてほっぽり出して、
    夜更の新幹線で東京から関西へと急遽かけつけようとした。
    その場面でJR窓口駅員が発したものである、と武田氏がラジオで語っています。

    この言葉をコピペする多くのブログは、背景と物語を一切説明しません。
    「迷言」、「駄洒落」で笑って終わり。
    しかし患者にかけるべき言葉をまるで思いつかなかった河合氏は、
    ここでまさに神の光、天啓を得た。
    なにげない日常会話がひとりでに名言へと生まれ変わったのです。

    オリジナルの武田鉄矢氏ラジオ番組、書き起こしページのリンクをご紹介します。
    ●武田鉄矢・今朝の三枚おろしの残り
    http://urx.blue/Srja

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト