新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

寺子屋 素読ノ会

寺子屋 素読ノ会>掲示板

公開 メンバー数:21人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: 庵主さん

    2013年03月24日 22時02分37秒

    icon

    武野紹鴎の名言

    枯木かとをもへば、ちやつと花を咲様に面白き茶湯なり。
    ~武野紹鴎『紹鴎及池永宗作茶書』

    今回は千利休の師、武野紹鴎の遺文、『紹鴎及池永宗作茶書』をご紹介しましょう。

    さてこの名句、「枯木かとをもへば、ちやつと花を咲様に面白き茶湯なり」は、千利休の最初の師、北向道陳を評した武野紹鴎のことば。『紹鴎及池永宗作茶書』より、まずは原文と現代語訳をどうぞ。

    〔原文〕
    一 常翁※の座敷は此分なり。茶湯座敷は定る法なし。座敷の内さへ囲むかはすには、よりはなと或は勝手の内などは吾すきにすへしと、惣別、拵へ様は可随宜也。又、六畳敷もゆるりとしてよしと云。道陳※六畳敷なり。常翁と茶湯の法眷なり。徹翁※派下に参して八十余則を挙す。真実の茶湯者也。是は枯木かとをもへばちやつと花を咲様に面白き茶湯なり。茶湯の面白きと云は教の外※にあり。然りと雖も、あてのなきは面白きといふへからずと云々。

    ※常翁 武野紹鴎の当て字。
    ※徹翁 大徳寺第一世、徹翁義亨(てつおうぎこう)。大徳寺開山、宗峰妙超の法嗣。徹翁派とは大徳寺派のこと。
    ※教の外 達磨四聖句の一、「教外別伝」。真の悟りは言葉や教えの外にある、という禅の根本教義。
    ※道陳 北向道陳。1504-1562。姓荒木。堺の茶人。利休の最初の師であり、道陳の紹介により利休は武野紹鴎にも師事することとなった。能阿弥-空海の書院台子の茶の流れを汲む名人。「道陳、宗易は禅法を眼とす」(『山上宗二記』)、「利休に紹鴎と道陳数奇を古織尋ねられ候、碁ならば一もく道陳つよく候はんよし」(上田宗箇へ古田織部伝文)などと伝えられるように、禅をもととした茶道精神の発展に多大な貢献をしたと考えられる。

    (『茶道古典全集 第三巻』淡交社 昭和35年11月 「紹鴎遺文」西堀一三)

    続きはこちら↓
    http://nobunsha.jp/meigen/post_137.html

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件