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from: 庵主さん
2013年09月25日 18時59分57秒
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蒲田産経学園10月期新講座「能の神話と伝説」
10/9(水)より、秋の新講座「能の神話と伝説 ~天の羽衣・牛の刻参り・西行と景清伝説などのルーツを能にたどる~」がスタートします。
☆蒲田産経学園の講座募集チラシ、おすすめ講座に掲載されています。
http://www.sankeigakuen.co.jp/pamphlet/17/PF_17_20130921132819.pdf
「西行物語」「羽衣伝説」「安珍清姫伝説」などは、私たちにとって大変なじみ深い物語文学や伝承。それらがどのように能のストーリーに組み込まれ、展開され、演劇作品として命を与えられたのか?原作や元となる言い伝えをたどりながら、実際の能の舞台表現をビデオやDVDで鑑賞、解説していきます。10月から始まる3ヵ月講座。
●講座予定
http://nobunsha.jp/img/kozalist.pdf
第一回講座は10/9(水)10:30より。
「西行物語」をテーマとして、中世を代表する漂泊の歌人、西行法師の名歌とその生涯をたどります。風雅そのものの人生は、能にも題材として好んで取り入れられ、「江口」「遊行柳」「西行桜」など、屈指の名曲を生み出しました。
後世、芭蕉にも影響を与えた、西行の名歌を鑑賞し、名曲能でどのように西行の実像が再現されているか、名人の名舞台映像もあわせてご紹介します。
第二回 11/13:鉄輪伝説(陰陽道・牛の刻参り伝説)
第三回 12/11:景清物語(平家物語より)-
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from: チョッパーさん
2013年09月25日 20時26分21秒
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皆様、こんばんは。次回の「風姿花伝」のご講義は鬼の芸なのですね。また参加させていただきたいです。お能の鑑賞も予定したいところなのですが今年は後半ドタバ
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from: 庵主さん
2013年09月25日 17時21分07秒
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9/30(月)寺子屋「風姿花伝」「南方録」
来週月曜日、9月度寺子屋素読ノ会があります。
http://nobunsha.jp/img/terakoya%20annai.pdf
今回、以下の段落を読み進めます。
初受講、途中参加も大歓迎ですので、一度ぜひ
ご体験されてはいかがでしょうか。
1.風姿花伝 講座
17:30-19:00
「風姿花伝」第二物学條々の後半を講読予定。
上手く演じれば演ずるほど、「面白くなくなる」鬼の芸の秘伝とは。
大和申楽の得意芸、鬼の芸の本質を解き明かす、世阿弥絶筆「佐渡状」(金春禅竹宛)もあわせて解読します。
2.南方録 講座
19:30-21:00
「南方録」棚の章の最終段落を読みます。
津田宗及が考案した〔鎖の間〕。その茶の湯とは。
上の段落に見られるように常に確執関係にあったとされる利休と宗及。
茶話指月集や山上宗二記の関連逸話にも、二人の茶人のエピソードを参照。戦国茶人の「創意」を浮き彫りにします。-
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from: 庵主さん
2013年09月20日 20時59分43秒
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千鳥の香炉を転がす利休。
月がきれいな夜です。
名月にちなむこんな逸話をご紹介しましょう。
先日、銀座カルチャー講座で、『茶話指月集』を読みました。
段落骨子は以下。
さる名月の頃、利休邸にて、細川幽斎・蒲生氏郷を招き茶会が催された。
茶事は滞りなく進行し、主客満足の体にてはや刻限も過ぎる。
客が立とうとする時分、氏郷がふと、
「お師匠様。近頃入手された〔千鳥の香炉〕をぜひ拝見したいものですが」
と申し出る。
利休の面色はたちまち険しくなり、勝手に下がったかと思うと、
千鳥の香炉を手に持ち帰り、灰をざっと捨て、香炉をごろごろ転がして客に見せた。
声もなく、彫像のごとく固まる氏郷。
しかし、正客の幽斎はにこりとほほえみ、
「清見潟の心ですな」
というと、利休の機嫌も直り、
「いかにも。仰せのごとく」
と答え、打って変わったご機嫌の体であったという。
千鳥の香炉は当時、利休の念願がかなって入手した東山御物の大名物です(連歌師宗祇より値千貫にて譲られたとか)。
さて、この茶会では、千鳥の香炉はもともと予定になく、通常の仕立てにて万事進行し、主客なごやかに茶会を終ろうとした。
そこへ予定外の氏郷の所望。
「今日の茶事も無事終ろうとするのに、今に及んでなにゆえ無粋な横槍を入れるのか。憎きは千鳥なり」
この時利休の脳裏に浮かんだのが、順徳院の名歌でした。
清見潟 雲も迷わぬ 浪の上に 月の隈なる 群千鳥かな (順徳院御百首)
(名所清見潟には一片の雲もなし。その冴え冴えとした波の上にあたかも月の影(雲)のように千鳥の群れが飛び交っていく景色の面白さよ)
幽斎は当代一の歌人です。瞬時に利休の心を読み取った眼力にはまさに驚くほかありません。
この逸話と歌については、千鳥を「邪魔者」としたのか、はたまた「風流」として褒め称えたのか、という二種の解釈がある。
(一点の曇りもない完璧な名品を、侘び数奇はむしろ嫌ったという見地から)(利休の見地はむろん「邪魔者」でしょうが...)
講座でも、受講者の間でこもごも意見が交わされ、歌の解釈は人それぞれ...とひときわ面白く感じたものでした。-
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from: 庵主さん
2013年09月17日 10時04分51秒
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数奇者秋の陣。三井・五島・根津美術館
9月より年末にかけて、三井記念美術館・五島美術館・根津美術館にて、順次茶道具名品を堪能する、特別企画展示が開催されます。
1. 特別展 国宝「卯花墻」と桃山の名陶 ―志野・黄瀬戸・瀬戸黒・織部―
三井記念美術館 2013/9/10~11/24
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html
2.光悦 ―桃山の古典(クラシック)―
五島美術館 2013/10/26~12/1
http://www.gotoh-museum.or.jp/exhibition/next.html
3. 特別展 井戸茶碗 戦国武将が憧れたうつわ
根津美術館 2013/11/2/~12/15
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html
志野茶碗の国宝「卯花墻」をはじめ、織部菊文茶碗、瀬戸黒茶碗小原女、織部亀甲縞文水指などの名品が一堂に会する三井美術館の特別展。
茶陶・書・漆器など、本阿弥光悦の美の全貌に迫る五島美術館。
さらに今回、大徳寺孤篷庵から出品される井戸茶碗の最高峰、国宝大井戸茶碗 喜左衛門を筆頭に井戸の名作を揃える、根津美術館の特別展。
茶道具ファンのみならず、すべての美術愛好家にとって「日本の美」「真の品格」を身近に体感する、めったにない好企画展となりました。
なお今回、上の各展は「三館合同キャンペーン 茶陶三昧三館めぐり」として互いに連携。
チケットの半券を呈示すれば、他の2館が割引にて鑑賞できます。
また3館の企画展すべてを鑑賞した方には、次回展示の無料チケットが提供されるスペシャルな特典も。
信長・秀吉・家康の心を躍らせ、利休・織部・遠州が手にして唸った極めつけの名品を一度に拝観できるとてもよい企画展示となりました。
秋の美しい一日、日本橋、表参道、二子玉川近辺を散策しながら、ゆったりと楽しんでみてはいかがでしょうか。-
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from: 庵主さん
2013年09月16日 09時05分38秒
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9/19銀座おとな塾「茶話指月集」を読む
9/19(木)10:30
■銀座おとな塾「千利休と侘び茶の世界」
http://p.tl/t0hu
今回は「茶話指月集」の名段落を読み進めます。
1.利休が好んだ薄紫の芙蓉の花
2.数奇に出す道具は栗に芥子まぜたるように
3.六芸の達人、細川幽斎の茶
4.利休と薮内紹智「ひめ瓜」の茶会
5.「漢陰、結構を笑う」。利休、衝上げの不自由を貴ぶ-
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from: 庵主さん
2013年09月08日 19時39分26秒
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能の永遠の名作『隅田川』を読む講座。9/11(水)
9/11(水)10:30より、蒲田産経学園にて「はじめて見る能狂言」定期講座があります。
http://nobunsha.jp/img/kozalist.pdf
今回は、名作能『隅田川』のみどころを徹底分析する、初心者対象の鑑賞講座です。
本作の出典である、『伊勢物語』業平東下りの原文をまずは読解します。
からころも着つつなれにし妻しあれば はるばる来ぬる旅をしぞ思ふ
名にし負はばいざ言問はむ都鳥 わが思ふ人はありやなしや
上の名歌に秘められた、業平の悲恋の物語をあわせて読み解きつつ、隅田川の母の生涯をたどります。
『隅田川』作者は、「子ながら類なき名人」と父世阿弥に感嘆せしめた、世阿弥長男の観世元雅。父をしのぐほどの天賦の才に恵まれながら、三十代にして不慮の死を遂げた時代の逸材でした。
さて、元雅は完成した自作能『隅田川』の批評をさっそく父世阿弥に求めました。今日の『隅田川』演出の重要な鍵をにぎる興味深い議論が父と子の間で交わされることとなります。『申楽談儀』からその一節をご紹介しましょう。
『隅田川』で、
「塚の中の子供はいなくても、より面白く演じられよう。この能では生きている子供は見つからず、亡霊である。とくにその本意を忠実に伝えるのだ」
と父世阿弥はいったが、元雅は
「とても私にはできそうにもありません」
と答えたのである。これに世阿弥は、
「かようなことは、してみて良きにつくべし。せずば善悪定め難し」
と諭したものだ。
(『申楽談儀』現代語訳 能文社2013年)
続きはこちら↓
http://nobunsha.jp/blog/911.html-
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from: 庵主さん
2013年09月04日 20時10分58秒
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葉隠の名言。言の葉庵メルマガ最新号発刊!
本日、【言の葉庵】メルマガ9月号を配信しました。
・まぐまぐバックナンバー
http://archive.mag2.com/0000281486/index.html
・コンテンツ1.
【名言名句 第四十二回】
只今の一念より外はこれなく候。一念々々と重ねて一生なり。
~山本常朝『葉隠』
武士道の究極は禅の「只今の一念」。葉隠の名言、名段落と、禅と武士道の歴史をわかりやすくご紹介します。
・コンテンツ2.
【カルチャー情報】2013秋の言の葉庵新講座ラインナップ
生れて初めて能狂言をご覧になる方対象の、能狂言"超"入門篇講座、信長・秀吉・家康など戦国武将と茶の湯の歴史を読み解く講座、さらに『風姿花伝』、『南方録』、『茶話指月集』など屈指の名作古典をみんなで声を出して読み、1ページ1ページしっかり理解していくレギュラー講座などなど...。-
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from: 庵主さん
2013年09月26日 19時51分28秒
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チョッパーさまいつもコメントありがとうございます。古典に対して「構える」必要はないと思います。言語の使い方がちがうだけで、人間の心は何万年も変わらない