「国債問題」

(｡>_<)ﾉ 「金利について」スレッドで意見言ってるけど

「国債で景気回復は不可能です」を去年からずっと主張してます〜

(｡>_<)ﾉ なんか今の政治家全般に失望だねん

すっごい不思議なのは・何千人も経済企画に従事してる人多数の
政府なにに
あたしでも分かることをしないのよねー

・サブプライム問題を「蜂に刺された程度」と矮小化

・年金設計が金利４％が前提はないだろー

・20年間も国債発行で悪化する経済に無頓着、検証なし

・テレビでも「ワーワー騒ぐだけで結局議論進まず」


(｡>_<)ﾉ なんか大阪の橋下さんが首相までは空白の30年になりそー



（↓なんか・このサイトは暗いことしか言ってない誤解あるかもだけど・他の記事も読んでくれれば偏執なサイトではないと理解
できると思いますん＾＾）

http://www.amy.hi-ho.ne.jp/family-mn/hit1.htm

２０１０年２月１０日（水）

債務問題で相似形のギリシャと日本

　ギリシャでは昨年、日本の総選挙で政権交代が実現した翌月の１０月初めに選挙があり、野党の中道左派・全ギリシャ社会主義運動が勝利し、中道右派与党の新民主主義党から政権を奪いました。選挙では日本の民主党と同じように、社会保障の充実を訴え、公務員の給与引き上げなども主張していましたが、与党となってから、厳しい財政事情に直面し、社会保障は拡充できず、公務員の給与は引き下げざるを得ない状況に追い込まれています。
　ユーロの一員であるギリシャは財政赤字はＧＤＰの３％以内というユーロのルールを守る必要がありますが、前政権は２００９年について、財政赤字は少し多めの３．７％としていました。ところが、この数字は政治圧力によって偽造された疑いが濃く、新政権で１２％強の赤字へ大幅に下方修正され、信用不安を世界に広げてしまいました。こうなるとギリシャの株価と債券は急落し、公約どころではありません。
　ギリシャがこれまで財政再建を目指したことが無かったかと言えば、そうではありません。政権交代毎に財政再建はテーマに掲げられてきましたが、成功したことは一度もありませんでした。日本も２０１１年度にはプライマリー・バランスの均衡を目標としたことがありましたが、現状は全く逆に来年度で４４兆円を超える赤字が確実となっています。（ちなみに、ギリシャは全債務を合計しても３６兆円程度です。）
　日本と異なる点は徴税に対する甘い姿勢と納税者の過少申告が異常なまでに目立つことでしょう。税金は実際に支払われるべき金額の７割程度しか支払われていないという指摘があります。また、役人の汚職は目に余り、何度も賄賂を要求されると言われます。この点は日本でも官製談合や守屋防衛次官の問題や警察や検察の裏金問題など、同じようなことがたくさんあります。官の腐敗を含めて構造問題を解決することは容易ではないでしょう。
　そして、最大の問題は財政再建だけでなく、財政再建と景気対策を両立させることの困難さにあります。例えば、子ども手当を全額支給すると、その分の財政再建が遠くなります。この際、無駄が多い行政システムを徹底的に洗い直す覚悟が必要でしょう。特殊法人へ天下りし、仕事もなく高給を得ることは論外です。どれだけ合理化が可能か、無駄を省けるか、財政赤字急拡大の日本にとっても残された時間は限られています。ギリシャの債務問題を軽視することは出来ないでしょう。
　日経平均は５営業日ぶりに小反発しました。参加者の多くがリスク過敏症になっているようで、売買代金が少なく、先物の取引も盛り上がりません。企業業績の改善傾向は見えていますが、潜在的なリスクが世界の各所に散らばっている状態ではなかなか大きくポジションを持てないのも無理からぬところです。しかし、大きなリスクがひとつひとつ姿を現し、明確になって株価が下がることは悪いことではありません。株価下落によって新規の買い手のリスクは確実に低下しています。