J^^)ﾉ 朝はラジオ日経の岸田さんのまとめを聞きながら

http://market.radionikkei.jp/kochikabu/

野村を読む〜

ここのはちゃんと時系列的＆指標データを書いてあるにに
中立なコメントに思える〜

http://advance.quote.nomura.co.jp/meigara/nomura2/users/asp/ny.asp?F=users/nomura/ny/hp

＜株式市場＞
先週金曜日来、市場の焦点となるゴールドマン・サックス(GS)に対する不正容疑や、中国が更なる不動産市場引き締め策を週末にかけて発表したこと、ギリシャ支援策が引き続き市場の不安定要因となっていることなどが重石となり、主要指数は小安く寄り付いた。しかし、本日寄り前に発表されたシティ・グループ(C)の1Q10業績が市場予想を上回ったことから、金融セクタ-に対する警戒がやや緩んだ。また、通信、ヘルスケア、消費安定などディフェンシブに押し目買いが見られ、これらに牽引され、主要指数はまもなく反発に転じた。午前10時発表の3月景気先行指数は前月比+1.4%と、予想された+1.1%を上回り前月の+0.4%から上昇となった。これを受けてS&P500は更に小幅で上伸。とはいえ、素材、資本財、エネルギーなどは、上記中国における引き締め策への懸念や商品市況の下落を受けて、反発は持続せず、まもなく反落となった。アイスランドの火山灰の影響で部品などの流通に支障が見られるテクノロジーも弱含みに転じた。主要指数は午前11時過ぎには再びマイナス圏へと沈み、昼過ぎまで低迷。しかし、午後2時半過ぎに、SECによるゴールドマン・サックス訴追が、3対2と賛否が分かれる中で決定されたと伝えられ、これを受けて、金融株の下落は過剰反応との見方から同セクターを中心に急速に反発の動きとなった。買い戻しは市場全体に波及し、主要指数は次第に騰勢を強め、S&P500、ダウ平均は共にほぼ高値引け。S&P500は再び1200に迫る水準となった。結局ダウ平均は+0.7%、S&P500は+0.5%、ナスダック総合は-0.1%で終了。S&P500の全10セクターが上昇となったが、中でも金融が+1.1%、通信が+1.1%、ヘルスケアが+0.8%。個別銘柄では、上記ゴールドマン・サックス(GS)が+1.6%、シティ・グループ(C)が+7.0%。

＜債券・為替市場＞
アイスランドの火山噴火に伴い、アテネで行われる予定であった欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)のギリシャ救済協議会が延期され、これを懸念してギリシャ国債のスプレッドがユーロ導入以来最大水準にまで拡大した。これを背景に、NY早朝の10年債は小確りに推移。しかし、午前10時に発表された3月景気先行指数が+1.4%と予想を上回る中、10年債利回りはやや上昇。午後2時頃から、株式市場が反発に転じたことを受けて、10年債は更に売られ、利回りは午後3時頃に3.803%付近となった。その後は小動きとなり、午後4時の10年債利回りは3.797%付近となった。為替市場では、ゴールドマン・サックス(GS)に対するSEC訴追が市場の焦点となる中、ブラウン英首相が英国でも同社調査に着手するよう当局に要請。しかし、この問題はかなり織り込まれたとする意見も浮上し、全般にドルは利食い売りに押され、NY午後にはユーロが反発の動きに転じた。ドルは円に対しては強含みとなり、NY朝方には91円台の取引であったのが、終日上昇を続け、午後4時には92.39となった。

米国野村證券作成