J^^)ﾉ 朝は8時からラジオ日経の岸田さんのまとめを聞きながら


http://market.radionikkei.jp/kochikabu/

野村を読む〜

ここのはちゃんと時系列的＆指標データを書いてあるにに
中立なコメントに思える〜

http://advance.quote.nomura.co.jp/meigara/nomura2/users/asp/ny.asp?F=users/nomura/ny/hp

＜株式市場＞
午前8時半発表の3月耐久財受注額は、輸送機器を除くベースで前月比+2.8%と、予想された+0.7%を大きく上回り、中でもコンピューターと電子機器は過去1年で最大の伸びを示した。ユーロ圏の2月鉱工業受注が市場予想を上回る伸びを見せ、ドイツの景況感指数が2年ぶりの高水準となったことで欧州市場は確りだった。一方で、昨日引け後に発表されたマイクロソフト(MSFT)の決算、アマゾン・ドット・コム(AMZN)のガイダンスが一部の期待に沿わず、失望されたことから、主要指数は若干弱含みで寄り付いた。午前10時発表の3月新築住宅販売(季節調整済み、年率換算)は前月比+26.9%と、予想された+5.5%を上回り、1963年4月以来の伸び率となり、戸数も41万1000戸と、予想された32万5000戸を上回った。これを受けて、市場は反騰に転じ、S&P500はいったん1217まで上昇。新築在庫は22万8000戸と1971年3月以来の最低を記録した中で、住宅建設株が続騰。しかし、その後は利食い売りが入り市場は小幅後退となった。しかし、正午頃から、強い経済指標を背景にした景気上昇期待で原油先物価格が上昇し、また、シュランベルジェ(SLB)が海外事業が底打ちを見せたとし、先行き業績にポジティブな見通しを示したことから、エネルギー・セクターが強い上昇に転じた。素材、資本財など景気敏感グループも買われ、これらを反映し主要指数はじりじりと反発。更に、メルク(MRK)が正午過ぎに、ヘルスケア改革法案に伴うコスト増にも関わらず2013年までの利益成長見通しを維持すると発表したことで急騰し、昨日まで続落していたヘルスケアも買い戻しとなり、主要指数は更に堅調に上伸。主要指数はそろって高値引けとなった。ダウ平均は+0.6%、S&P500は+0.7%、ナスダック総合は+0.4%で終了。セクター別では、エネルギーが+2.3%、素材が+1.3%。一方で、ベライゾン(VZ)の決算が期待はずれとされ通信が-0.2%、消費安定が-0.1%。個別では、強い新築住宅販売のデータを受けて、パルテグループ(PHM)が+5.7%、D.R.ホートン(DHI)が+3.5%、トールブラザーズ(TOL)が2.7%。上記シュランベルジェ(SLB)が+6.6%。マイクロソフト(MSFT)が-1.4%、アマゾン・ドット・コム(AMZN)が-4.3%。

＜債券・為替市場＞
ギリシャのパパンドレウ首相が、財政再建に向け、欧州連合(EU)主導の支援策発動を正式要請した事を背景に、ギリシャ等の国債スプレッドが若干縮小。これを背景に、朝方の財務省債利回りは小幅上昇となった。午前8時半発表の3月耐久財受注は-1.3%と予想外の減少となったが、輸送を除くベースでは予想を上回る+2.8%となり、10年債利回りは3.825%付近をつけた。その後、午前10時発表の3月新築住宅販売が+26.9%と予想を大きく上回った事を受け、10年債利回りは高止まりとなり、3.806%〜3.826%のレンジでの推移となった。午後4時の10年債利回りは3.815%付近となった。為替市場では、ギリシャが欧州連合(EU)主導の支援策発動を正式に要請した事から、朝方のユーロ/ドルは小確り。午前8時半発表の3月耐久財受注の輸送を除くコアが予想以上の強さを示し、その後10時発表の3月新築住宅販売が市場予想を大きく上回る中で、ドルは対円では上昇となった。ドル/円は午前10時頃に94.33付近を付け、その後は小幅な動きとなり、午後4時のドル/円は94.03となった。

米国野村證券作成