-
from: トトロンさん
2011年10月02日 09時49分52秒
icon
■なめてはいけないツイスト・オペ??
@_@# 規模がでかいのかぁ??
「新発長期債の大半がツイストオペの買い入れ対象となる見通しで、四半期の発行予定額420億ドルのうち、投資家が入手可能なのはわずか約30億ドル程度になると見込まれている。」
米金融・債券市場=30年債主導で大幅高、株安や四半期末のポジション調整が追い風
2011年 10月 1日 07:12
[ニューヨーク 30日 ロイター] 30日の米金融・債券市場では、30年債主導で国債価格が大幅に上昇した。世界経済の減速懸念を受けた株安で低リスク資産である国債への買い意欲が高まったほか、四半期末のポジション調整が長期債を支援した。
ユーロ圏債務危機への懸念に加え、米連邦準備理事会(FRB)が実施を表明している「ツイストオペ」も追い風となっている。
米ニューヨーク連銀は同日、10月3─27日に13回のオペを通じ約440億ドルの国債を買い入れ、10月6─28日に6回のオペを通じ同額の国債を売却すると発表した。
UBSの金利ストラテジスト、クリス・アーレンズ氏は「投資家は(保有債券の)デュレーションを確保するする必要があり、FRBが市場の債券をすべて買い入れるのではと危惧している」と指摘。「市場から債券が消えないうちに行動を迫られているようだ」と述べた。
TDセキュリティーズによると、新発長期債の大半がツイストオペの買い入れ対象となる見通しで、四半期の発行予定額420億ドルのうち、投資家が入手可能なのはわずか約30億ドル程度になると見込まれている。
30年債US30YT=RR利回りは第3・四半期に1.48%ポイント低下し、低下幅は金融危機が深刻化した2008年第4・四半期(1.63%ポイント低下)以来の大きさとなった。
来週のツイストオペ実施で、長期債は一段高となる可能性があるが、市場関係者の多くは、上昇はほぼ織り込み済みとみている。
午後終盤の取引で、30年債は3―13/32高。利回りは16ベーシスポイント(bp)低下の2.90%。
10年債US10YT=RRは28/32高。利回りは1.91%と、10bp低下した。
一方でFRBによる売却を控え、投資家は短期債を手放しており、3年債利回りはツイストオペ実施表明前の0.29%から0.42%に上昇している。ただ依然として過去最低の0.27%からそう遠くない水準にある。
Tボンド先物12月限3USZ1は17/32高の142─20/32。
Tノート先物12月限3TYZ1は3.50/32高の130─03/32。
<ドル・スワップスプレッド>
LAST Change
U.S. 2-year dollar swap spread 32.50 (+2.50)
U.S. 3-year dollar swap spread 32.50 (+2.75)
U.S. 5-year dollar swap spread 29.00 (+1.25)
U.S. 10-year dollar swap spread 18.50 (+1.00)
U.S. 30-year dollar swap spread -22.75 (+1.00)icon拍手者リスト
コメント: 全0件