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朝は8時からニュースをチェックしながら・株日記を書くん

ニュースは指標データと時系列を注意しているん

http://advance.quote.nomura.co.jp/meigara/nomura2/users/asp/ny.asp?F=users/nomura/ny/hp

株価指数
（2012年01月13日：現地日付）

主要指数 終値 前日比 出来高概算(百万株)
ダウ 12,422.06 -48.96 827.81
SP500 1,289.09 -6.41 －
ナスダック 2,710.67 -14.03 －

本日のポイント
＜株式市場＞
寄り前に発表されたJPモルガンチェース(JPM)の決算がコンセンサス予想を下回り、米国企業業績に対する慎重な見方が広がった。更に、S&Pが本日中にユーロ圏のいくつかの国の国債格付け引き下げを行うとの観測についても警戒され、NY株式市場の主要指数は小幅安で寄り付いた。主要指数は年初来、昨日までに3%上昇し、1300を覗う水準に達していただけに、ひとまず一服の気分が広がり、利益確定売りに押される展開となった。午前9時55分発表の1月ミシガン大学消費者信頼感指数は74と事前予想を上回ったものの、市場の焦点は業績動向に向けられ、主要指数は一段安。金融、資本財、素材、エネルギー等のベータの高いセクターを中心に、比較的幅広く売りが広がった。S&P500指数は午前10時半近くには前日比-1.4%の1277.58ポイントまで下落。その後、ユーロ圏諸国の格付け見直しは、ドイツは「AAA」を維持、フランスは1段階引き下げ、イタリアは2段階引き下げられる見通しとの報道が流れたが、予想の範囲内であったことから、消費循環、消費安定、公益等を中心に徐々に主要指数は下値を切り上げる推移となった。しかし、反発力は弱く、引けにかけ安値圏をもみ合う推移が続き、結局主要3指数は小幅安で引けた。ダウ平均は-0.39%、S&P500は-0.49%、ナスダック総合は-0.51%。S&P500の10セクター全てがマイナスとなった。特に金融が-0.8%、資本財が-0.74%、テクノロジーが-0.71%と弱含んだ。通信は-0.09%と比較的小幅な下げにとどまった。個別では、アカマイ(AKAM)が、市場アナリストによる投資判断引き下げを受け-4.02%。ダイヤモンドフーズ(DMND)はクルミ生産者に対する支払方法について当局の捜査対象となるとの報道を受け-10.26%。シャッターフライ(SFLY)はCFOのマーク・ルバシュ氏退任を受け-5.65%。ノーブル(NE)がメキシコ湾での掘削装置のリースを好感され+2.37%。チポトレ(CMG)が、市場アナリストによる投資判断引き上げを受け+1.95%。

＜債券・為替市場＞
今朝発表のJPモルガン(JPM)Q4決算が失望となったほか、S&Pによるユーロ圏各国の格付け引き下げが本日にも行われると報道される中で、朝方から財務省債は買い優勢となった。9時55分発表のミシガン大学消費者信頼感指数が74.0と予想を上回ったものの、市場の反応は弱く、10年債利回りは昼過ぎまで低下基調が続いた。正午過ぎから10年債利回りは1.840%付近での小動きとなったが、午後2時過ぎ、仏財務相が、同国の信用格付けは1段階の引き下げとS&Pから報告を受けたと発表。予想の範囲内であったことから、その後10年債は利食い売りに押され、午後4時の利回りは1.865%となった。為替市場では、S&Pによるユーロ圏各国の格付け引き下げが間近と報道される中で、朝方からドルが対主要指数で上昇。ドルは対円でも買われ、午前9時頃のドル/円は77.00付近を回復。その後はやや利食い売りに押され、正午すぎには76.85近くに後退したが、午後1時頃からは再び小幅買い戻され、午後4時のドル/円は76.96となった。

米国野村證券作成