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朝は8時からニュースをチェックしながら・株日記を書くん

ニュースは指標データと時系列を注意しているん

http://advance.quote.nomura.co.jp/meigara/nomura2/users/asp/ny.asp?F=users/nomura/ny/hp

株価指数
（2012年01月19日：現地日付）

主要指数 終値 前日比 出来高概算(百万株)
ダウ 12,623.98 +45.03 806.03
SP500 1,314.50 +6.46 －
ナスダック 2,788.33 +18.62 －

本日のポイント
＜株式市場＞
午前8時半発表の12月住宅着工件数は65.7万件と予想を下回り、同建設許可件数は67.9万件とほぼ事前予想通りとなった。また、週間失業保険申請件数は35.2万件、継続受給者数は343.2万件と、共にコンセンサス予想を下回った。12月消費者物価指数は0.0%、コア指数は0.1%と予想通り低い数字となった。これらの経済指標の他、昨日引け後に発表されたeベイ(EBAY)、F5ネットワーク(FFIV)、ザイリンクス(XLNX)等の決算が予想を上回り、また寄り前発表のモルガンスタンレー(MS)、フリーポートマクモラン(FCX)の決算も予想を上回ったことから、NY株式市場の主要指数は小幅高で続伸した。しかし、午前10時発表の1月フィラデルフィア連銀は7.3とコンセンサス予想を下回り、これをきっかけに、市場は利食い売りに転じ、主要指数は一時前日終値近辺にまで押し戻された。しかし、企業決算と米国経済データが概ね良好であることから、投資安心感が広がり、金融、テクノロジー、資本財等の高ベータ銘柄を中心に押し目買いが見られ、主要指数は再び騰勢を回復。S&P500指数は正午には前日比+0.5%の1315ポイントまで上昇。午後に入っても、1313〜1315の高値レンジ内で小動きが続いた。結局主要3指数は本日の高値付近で終了。ダウ平均は+0.36%、S&P500は+0.49%、ナスダック総合は+0.67%。セクター別では、消費循環が+0.94%、資本財が+0.89%、金融が+0.87%とリードした一方、公益は-0.84%と弱い。個別では、決算がコンセンサス予想を上回った銘柄のうち、F5ネットワーク(FFIV)が+10.64%、モルガンスタンレー(MS)が+5.36%、eベイ(EBAY)が+3.86%。一方、予想を下回ったジョンソンコントロール(JCI)が-8.77%。天然ガスが2002年来の低価格となり、キャボット・オイル&ガス(COG)が-6.49%。

＜債券・為替市場＞
午前8時半発表の12月住宅着工件数は予想を下回ったものの、週間失業保険申請件数が35万2000件と予想を下回った。企業決算が概ね良好であることから、市場のリスク許容度がやや高まる中、株式指数先物が確りとなり、これに伴い、10年債利回りは1.940%付近まで上昇。午前10時発表の1月フィラデルフィア連銀指数が予想を下回る7.3となったものの、市場の反応は鈍く、株式市場が反発する中で、財務省債は更に売られる展開となった。午後1時発表の10年物TIPS入札では、利回りがマイナス0.046%と予想を1.9bps下回り、応札率は前回を上回る2.91となった。しかし、株式市場が堅調に推移する中で、10年債利回りは1.98%をはさむ高めの水準で小動き。午後4時には1.980%となった。為替市場では、スペイン、フランスの国債入札が堅調に終ったことを受け、ユーロが対ドル、対円で上昇。この中でドル/円は、午前8時半発表の週間失業保険申請件数が予想以下に留まった事を受け強含みとなった。企業決算がおおむね良好であることを背景に、株式市場が堅調に推移する中、ドル/円は正午近くに77.30付近まで上昇。午後は若干利食いに押され、午後4時のドル/円は77.14となった。

米国野村證券作成